見事イタリアに勝ったが・・・~ラグビー日本代表
午後から雨が降り出して、夕方はWOWOWでラグビー観戦。ネーションズカップと言って、世界のベスト12のチームが、北半球と南半球に分かれ、北半球対南半球で6試合ずつ戦うという新しい世界大会だ。いつものことながら、日本代表戦は、絶望したくない、長いため息は嫌だ、という防衛本能が働き、負けることを前提に見る。80パーセント負け、20パーセント勝ちの割合かな。いい試合をしてくれたら御の字という思いで、熱くなりがちな胸を冷ましているのだ。ジャパンの大敗をどれだけ見てきたことか。そんな世代の人間だから。相手はイタリア代表。かつては対等のレベルだったが、この春はスコットランドにもイングランドにも勝っている。レベルアップが著しいチーム。先制のトライはイタリア。開始5分。テレビで見た限りは、簡単に抜かれてしまっている。これじゃ勝てないよ、と負け犬がささやく。しかし、そこからのジャパンは違った。スクラムも負けてないし、モールにも耐える。タックルもいいし。21歳のSO伊藤龍之介が途中から目立ち始めた。キャプテンのディアンズの推進力は勢いを与える。小さなウイング2人もいい動き。課題のハイボールも負けていない。ディアンズのトライ、広瀬→松永のトライ、そしてPKで17点。イタリアはPKを加えて10点。前半をリードする。後半。次の点数が大事だ。だいたいジャパンは後半が始まってすぐに痛い目にあい、ずるずると負け戦になってしまう。ところが、やったじゃないかベン・ガンター。トライだ。彼のパワーには紙一重の危うさがある。すごいスティールをしてピンチを助けることも多いが、ペナルティになることもよくあって、ハラハラする。タックルも強烈だが、ときどきハイタックルになってイエローカードをもらう。今回も「ああイエローだ」と頭を抱えてしまうシーンがひとつあった。きっとギリギリの高さだったのだろうな。だけど、あの激しいプレーは日本代表にはなくてはなららい武器だ。そのあとPGを決めて合計27点。おお、後半はイタリアを0点に抑えているではないか。あと2トライは取れた試合だった。ぜいたくな感想だ。日本代表が強くなったのか。それともイタリアの調子が悪かったのか。次のアイルランド戦でどんな試合をするか。「イタリアが本調子じゃなかったんだよ。ミスが多かったもの。アイルランドには歯が立たないよ」負け犬はまだまだ黙ろうとしない。「ジャパンは強くなった!」アイルランド戦で証明しておくれ。そして、ぼくの中の負け犬をだまらせてくれ。↓50年近く前のぼくの雄姿(?)