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最近はそうでもないんだけど、以前は季節によって
聴く音楽を選んだりすることが多かった。 ジャンルを選ぶってわけじゃなくて、 ミュージシャンごとに「いつの季節を感じるか」みたいなのがあって それに応じていつ何を聴くか決めるわけだな。 そんなわけで冬に頻繁に聴いたアルバムの一つ DREAM THEATER の "Falling Into Infinity" を今日は書きます。 ドリームシアターは90年代初頭にデビューしたアメリカのバンドで、 ハードロックでありながら複雑な構成の曲を作ることから 「プログレッシブハード」などと呼ばれた。 プログレッシブってのは俗に「プログレ」と呼ばれる音楽ジャンルの一つで、 ピンク・フロイドとかキング・クリムゾンとかが有名だ。 印象を一言で言えば「難しいロック」だ。 考えてみたら面白いもんで、ハードロックってメロディ主体で 叙情的なのが多いんだよな。つまりキャッチーなのが多いんだよな。 それにプログレの難解さを掛け合わせてるんだから、水と油のように感じるよね。 キーワードだけ聞くと、うまく混ざるわけないじゃんと思うんだけど、 これが不思議と完全に調和してるのだ。 印象としてはメロディアスでハードな感じの方が強くて、 普通に聞いてると複雑な構成になっていることすら気付かないかもしれない。 複雑でありながらそれほど自然に聴ける流れになっているってことだな。 あと、この人達は技巧派としても知られてて、 全パートが圧倒的に上手いんだけど特にドラムとギターが素晴らしい。 テクニックだけじゃなくてセンス抜群の演奏をしてくれる。 曲の構成は複雑すぎて真似できないけど、 起承転結のある展開、メロディアスなアプローチ、 フレーズの使い方は参考になることばかりだと思う。 セカンドの "Images and Words" の方が売れたみたいだけど、 今回は4枚目の今作品を押します。セカンドは聞き飽きちゃったから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/17 10:03:58 PM
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