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夏を感じさせてくれるドラマ・・・って言っても、四谷怪談や番町皿屋敷などの怪奇物ではない。
(はっきり言って、こういうのも嫌いではないが・・・) しいて言えば、去年のドラマ「すいか」のような、画面から蝉の声や扇風機の羽音が感じられる、そんな夏の風情たっぷりの、それでいて、見終わった後、ほのぼのとした優しい気持ちにさせてくれる、そんなドラマが見たい・・・。 今年の夏のドラマのラインナップを見てみると、そんな感じのドラマは、残念ながら、今の所見当たらないようだ。 思い起こしてみると、「すいか」以外にも、5年程前だったか、椎名桔平と田中美里が出演していた、お風呂屋さんを舞台にしたドラマも、夏の下町風情たっぷりの、昭和の日本を髣髴させてくれるような、のどかで楽しいものだった。 (どちらも再放送を首を長くして待っていたが、視聴率的にはイマイチだったのか、放映してくれるような気配はない・・・いいドラマだったんだけどなあ~) このような懐かしさを感じさせる夏のドラマが好きになったのも、もしかしたら、小学生の夏休みに見た「ムー」と「ムー一族」の影響が大きいのかもしれない。 これは、うさぎ屋という屋号の足袋屋が舞台となったもので、出演者に郷ひろみ、樹木希林、伊藤四朗、渡辺美佐子、左とん平、細川俊之、そして今は亡きタコ八郎など、個性豊かな豪華ラインナップ!生放送あり、歌ありの、(ストーリーはあまり意味はなかったような気がするが、)ものすごく楽しいドラマだったのだ。 ああいう、家の中にお手伝いさんや職人さんが出入りするような大家族で、大きな日本家屋の家って、楽しそうだな~!(おまけに、近所の人は、皆訳が分からないし・・・)っていうのが、もしかしたら、子供心に残っているのかもしれない・・・。 あんな楽しい夏のドラマを、もう一度作ってもらいたい・・・そう思っているのは、きっと、私だけではないはずである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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