2007/07/01(日)14:02
“寒い季節”のタイ
タイ北部地方には“寒い季節”があります。
「ルゥドゥー・ナーオ」と云い、「ルゥドゥー」は「季節」、「ナーオ」は「寒い」を意味します。
“寒い”と云っても日本の冬ほど寒くはありません。日本の初秋くらいでしょうか。朝夕は冷え込み、10℃を下回る日もあります。
タイの人々は「寒い」と言っていますが、私にとっては涼しく快適で好ましい気候です。
日中、陽差しが強くなると気温は上昇。25~30℃程になります。陽射しの強さで気温が左右されます。この時期、雨が降ったり、陽が顔を出さないとなると、かなり冷え込む1日となります。ですが、この時期は先ず雨は降らず、陽が顔を出さない日も無い様で、ここひと月一度も雨が降らず、陽は毎日顔を出しています。
以前、頗る寒い思いをした事がありました。1999年のこの季節、タイの北部では、雨が降り、陽が射さない日が数日続き、寒さに震えました。
【2006年12月26日(火)】
ランパーン=平凡な朝の記録=
▲ 07時53分
陽が町を照らし始めるが、まだ肌寒い。
▲ 07時56分
市場。
サンダルに靴下という姿が目立つ。
▲ 08時03分
開店準備中のシャッターが開いた。
最初に目に飛び込んで来たのが何故か「一休さん」のVCDだった。
▲ 08時14分
市場から離れると人気が少なくなり、シャッターが閉まっている店ばかり。
▲ 08時23分
辻待ちのソンテウ(乗り合いバス)
▲ 08時25分
バイクはかなり冷える。
マフラー、手袋という姿が目立つ。
▲ 08時38分
サムロー(三輪タクシー)。近い将来絶滅してしまいそう。
数も少ないし、利用者も極めて少ないようだ。
▲ 08時43分
本屋の店頭。
配達され立ての新聞。
▲ 08時47分
白バイ!?の集団に遭遇。
交通事故防止キャンペーンだった。
▲ 08時48分
キャンペーンのバイクが100台ほど通りを連ねていた。
おかげで一般のバイクは渋滞。
通勤、通学時のいい迷惑である。
▲ 08時49分
トラックも数台、後を連ねた。
荷台には事故車を展示。
ヘルメット着用。飲酒運転禁止を呼びかけていた。
▲ 08時54分
陽が暖かく感じられる。
日向ぼっこをする人も目立つ。
▲ 08時58分
本屋に並ぶ雑誌。
▲ 09時07分
川辺。
世間話に没頭のご様子。
30分後再びここを通ると未だ話し込んでいた。
▲ 09時19分
サラパオ(中華まん)
豚肉まん(上)黄豆あんまん(下)
1個3バーツ(約9円)と激安。この町での相場は1個5バーツ
▲ 09時27分
遅めの朝食。
クィッティアオ・ナムギアオ(麺料理)
以前15バーツだったのが20バーツに。
コングワーン(デザート)も5バーツから8バーツに値上がりしていた。
約半年ぶりのタイ。値上げが目立つ。
▲ 10時02分
お寺《ワット・コ・ワルカラーム》
犬も日向ぼっこ。
▲ 10時07分
お寺には新聞コーナーがあった。
タイの新聞の一面は丸で市場の並びを物語った作りである。
野菜売りの隣に下着売り…と云うように、事故の写真の横に芸能人のグラビア…
▲ 10時26分
お寺の正面口。
仏像の制作中だった。
▲ 10時32分
こちらでも日向ぼっこ。
バイク移動はかなり冷えるので運転後の日向ぼっこは快適である。
▲ 10時34分
商店街を歩くとこんなものに遭遇。
これは一体どんな意味が込められているのか?
神仏に捧げられているものと思われますが。
何故に豚なのか?
▲ 10時37分
ケンタッキー前のベンチは恰好の日向ぼっこスポットである。
▲ 10時41分
商店街。どの店も開店中。
陽が射し暖かく心地が良い。
▲ 11時04分
お寺《ワット・モンキリー》
犬に餌をあげた。20匹程犬がいたがどの犬も痩せこけていた。
▲ 11時28分
お寺《ワット・プラケーオ・ドーンタオ》
▲ 11時48分
マコークの木。
この季節は葉が無くなってしまう。
この時期のタイ北部の気候は快適です。でも、2月3月と気温は上がり、4月には40度を超える猛暑…後は雨季と厳しい季節が待っています。