2008/08/28(木)00:48
学校を見学 (1)
如何云う訳だか、タイへ行くと学校を見学する機会が多い。
其れも、偏に友人達の御蔭。
2008年1月下旬、アントーンに住む友人の母校に連れて行って貰いました。
友人は卒業以来、学校を訪ねるのは初めてと云う事でお互いやや緊張の面持ちで学校へ。
「ロングリエン・ワット・スゥーン・ワイ」と云う名の学校。
9学年がこの学校で勉強しています。(日本で云うところの小1~中3)
先ずは、校長室へ。
毎度の事ですが、歓迎して呉れました。
パスポートを提示する事の無く、何の手続きも無しで、あっさり見学の許可が得られました。
これも友人の御蔭なのですが…。
田舎の学校なので生徒の数は余り多くないようでした。
先生と生徒達。
タイでは幼稚園から大学まで制服着用が一般的です。
授業風景。
校庭の片隅には、溜池が。
水底に沈む落ち葉を汲み上げていました。
これも授業の一環のようです。
廊下には野良犬が寝ていました。
日本だったら校庭に犬が乱入した日には、一寸したお祭り騒ぎになり兼ねないが、タイでは日常茶飯事の光景。
写真を撮ったら犬がシャッター音に反応して、飛び起きて来て、思いっきり吠えられました。
靴が行儀良く並べられています。
教室内は土足厳禁。と云っても、生徒だけ。先生は土足で入ります。
私と友人は靴を脱いで入ろうとすると、先生に「脱がないでいいよ」と言われたので土足で。
一方こちらは…、しっちゃかめっちゃか。
生徒達は靴を脱いで白い靴下で歩くので皆一様に靴下の裏が黒くなっている。
靴下の洗濯が大変そうだ。
以下は生徒達。日本で云う中3です。
頭髪は、男子が坊主に近い長さ、女子はオカッパに近い長さと校則で決まっているそうです。
女子生徒は後ろ髪が変に短くて一寸珍な感じがします。
後ろから見ると一様にわかめちゃんカットみたいになってます。
後ろ髪の長さには厳しいのに何故か、前髪の長さは厳しくないようです。
頭髪に対する厳しい校則は時代錯誤と云う事で廃止した学校もあるようですが、未だ其の因習は根強いようです。
15:30pm、下校時刻。
誰も居なくなった教室。
荒れた学校ではないと思うのですが…
床にゴミが散らばっているし、机や椅子は乱雑に散らかったまま。
掃除の時間は無し?
校庭には全校生徒が整列。
先生に挨拶をしてから、整列順に下校。
自転車で帰宅組と徒歩で帰宅組と大きく二通りに分かれていました。
バイクで迎えに来ている保護者の姿もありました。