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テーマ:プロ野球全般。(13397)
カテゴリ:BW,Bs関連
いやぁ…
思っていることは、今日のタイトルの通りです。 …振り返る価値の無い'06年は、 サインを無視したチャラ様の独断の方が、 結果に繋がっちゃったり、なんてありましたし 笑 '07年は、選手の酷使ですりつぶすことは無くても 明らかな外国人偏重・優先で、 しかも、ベンチの動き、ほぼ皆無でしたし。 (あえて動かない、というのも一つの作戦です。リスクを最低にする、という考え方。 でも…この戦い方って、 勝ったとしても、スリルに欠けて、あまり面白く無いですし) --- それに比べて、今日の試合は素晴らしかった~!! ニッカン式スコア …相手がG戦でしたが、 私にとって、特別なチームではなくて、 単に興味対象の別の方のリーグに所属する、1チーム、 リーグで言えば…3番目に好きかな?というチームでしかないので、 特別にこのチームに勝ったから嬉しい、等の感慨は全く無いのですが --- 何が、というのを書くと、 動く野球、監督が作戦をチームに徹底させて、 采配を振るう野球、というのがBsに戻ってきた~!! というのが、今日嬉しかったこと。 徐々に大石監督のカラーが、出てくるようになりましたね、 攻撃面でも。 1つ1つプレーを挙げていきます。 まず、 5回裏の、チャラ夫選手の盗塁 この単独スチールは、完全にモーションを盗んだ、 完璧セーフの盗塁でした、例え捕手がL細川であったとしても。 (G相手、ですから、足攻は非常に有効ですからね) 点には繋がらないものの、こんな動く野球は前監督時代はなかなか無かったです。 で、次は今日の決勝点に繋がったシーンなんですが、 北川の投ゴロは、完全にゲッツーコースでしたが、 カウント2-3だったので、 走者カブレラにも関わらず、スタートを切らせていた、ということ!! …スタートは悪かったですし、普通に投げられたら併殺成立でしたが、 G内海には予測外のことだったのか、焦って、送球ミスしてくれました。 そして、カブレラも大またで、巨体を揺らして三塁まで激走。 大石監督の、走塁重視の意識が、彼にも少しずつ染み付いてきたのでしょうか。 こんなシーン、コリンズ時代では、ありえません。 --- そして、極めつけは8裏。 カブレラ二塁打、の場面では、代走なし。 ローズ四球で無死一,二塁になって、 北川に、バントさせる、ということになると、 ここでバント成功率を上げるために、二走を、俊足の森山に。 そして、北川もバント失敗等で2ストライクとなり、 結局3バント失敗とはなりましたが、 頑固に3バントさせに行った、という姿勢が、 このシーンでの、走者を進めることの重要性を、 チーム全体に周知・徹底させるには、十分だったと思います。 結局、投手交代の後の村松が四球を選び、 仮に北川がバント成功していても、実際の失敗でも、 その後の展開は一死満塁で、 チームとして、北川の失敗を取り返すことが出来ました、 とJ SPORTSの解説だった、佐藤義則さんが言っていました。良い表現ですね!! そして、この村松のシーン。 カウント2-3からの四球だったのですが、 やはり走者は自動スタート切らせていたんですよ!! 投手が左腕の林だったこともあります。だから3盗やらせた、という考え方もできますが、 でも、恐らくこの2-3は自動スタート、というのを 大石監督は、チームに徹底させようとしているのでは? と感じたシーンでした。 常勝時代のLが、ちょうどそんな野球をするチームでした。 そして、それは今でもLには、チームのDNAのように組み込まれていますよね。 基本的に、カウント2-3は走らせてくる。 一塁三塁は、一塁走者は、走らせる。 そして、ボビーがMを強い、敵として嫌らしいチームに育て上げたときも、 基本的に、同じような攻め方してきますよね。 2-3での走者スタートは、もう少し走者の走力に依存して決めている部分が強いですが、Lより --- もちろん、2-3で走らせると、三振ゲッツーの最悪ケースのリスクは生まれます。 でも、仕掛けることで、動くことで初めて、 今日の6裏の内海がミスをしたように、相手のミスの機会も増える。 安打が出たら、チャンスが広がる。 --- コリンズの采配って、前にも書きましたけど、 かつてMLBのアスレチックスのGMについて書かれた「マネーボール」という本に書かれていた、 ・出塁率重視 ・動くと、ミスでアウトになる確率高いから、基本的に動かない 要は「打者がアウトにならないケースが続けば、点が入り続ける」という考えに基づいた戦法だと思ったし、 それも一理あるな、とは思っていました。 ただ。 私は、MLBのことは詳しく知りません、だからイメージで書きます。 このコリンズのような、マネーボールにかかれた戦い方って、 ・MLBのように、日本より制球力無い投手が多く ・日本ほどチームとしての戦い方が徹底せず(バントが下手だったり、どちらかというと個人主義的な戦い?) そのため、動くと、失敗のリスクが高い そういうMLBには適した戦い方でも、 制球力が良い投手が多く、チームプレーを叩き込まれた環境下で選手が育つ、 NPBに適した戦い方なのか、といわれると…? --- そう考えると、大石監督が今日見せたような、 少しでも、1つでも、先の塁を奪う、という 打者出塁率よりも、 「進塁」を重視した戦い方の方が、NPBでは勝てる、適した戦い方なのでは? ということを感じたもので。 --- 大石監督が、意識しているといった、仰木監督も、 「進塁」の大事さを叩き込んだ、戦い方をする方でしたよね。 ただ、手法が違って、 ・犠打、バント重視 ・2番打者系繋げる、アウトでも進塁打打てる選手重視の起用 という形だっただけで。 ただ、きっと、NPBで勝てる野球、となると こういう戦い方なのかなぁ?と。 --- で、試合の方に戻ると。 日高の犠飛は、非常に浅い左飛でした。 快足・森山君は、楽々帰って来れました。 …前監督ならば、代走出さずカブレラのままで。 で、結局点は取れなかったんでしょう。 --- とにかく、 今日は、そういった攻撃時、走塁に関する「監督采配」を 見ていて楽しむことが出来ました。 チームが変わりつつある、そういう希望を感じることが出来ました。 --- だから・・・ 今日はパが全勝で、結局「ノーカウント」のような形になってしまったけれど 勝利の余韻に浸って、一日を終えたいと思います。 …やっぱり、相手がどこであったとしても、 ひいきチームの勝利っていうのが、最高に嬉しいですね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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