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テーマ:サッカーJ2観戦記(367)
カテゴリ:観戦記(サッカー)
山が無く空が広い関東平野。 千葉出張の帰り道、横浜に寄って 今日はサッカー観戦です。 三ツ沢は半年振りくらいでしょうか、 ほんまに久しぶり。 やっぱりピッチが近くて、最高のスタジアムです(^O^) --- 相手は昇格争いの真っ直中の仙台。 今日ウチが勝ち点ゲットして、山形が勝てば、 北村君のいる山形が初のJ1昇格決定ですo(^-^)o アシストできるよう、 そして少しでも先に繋がるように。 横浜FCにはベストを尽くして欲しいと思います(^o^)/ --- 岡山に帰宅して、翌日追記です。 結果はこちら 内容は、結果に対するプレッシャーが全く無い 横浜FCの方が、持ち味を発揮する時間が長かったですが、 仙台も随所に力を見せてくれた好ゲームでした。 特に仙台の得点のシーンは、個の力がさすが、というか 横浜FCとしては、昨年に続き、 80~90年代のロッテのような根占君の特殊能力、 どうしても勝利が欲しいチームが相手だとキレキレになる が発揮できた展開でした。 --- 試合開始前。 観客席の上の方に、放送席兼VIPが入る屋根つきの建物内のエリアがあるんですが、 日本代表の現監督の岡ちゃんと、前監督のオシムさんがそろい踏みでした。 特にオシムさんは、昨年3月のダービーにも来られていまして、その年の末に病に倒れられて。 でも、しっかりとした足取りで階段を上っていまして、 本当に回復されて良かったです。 岡ちゃんも、私は好きな監督です、初めて生で見れて嬉しかったです。 --- 試合は立ち上がりは仙台ペース、 CKが立て続けに3本ほどありましたが、全てエリゼウがクリア。 ハイボールに対しては、この日はエリゼウが効いておりほぼ完勝でした。 要警戒の岡山のマークは御給くんでしたが、時々振り切られていたのが気になりました。 対する横浜FCの方は、若干引き気味で入る立ち上がり。 相手は勝利が求められることを考えたら、相手にガンガン責めに来させて、 カウンター気味で相手DFラインの裏を衝きにかかる戦い方。 FWの御給君とナンチャンコンビが運動量豊富で惜しまないこともあり、 これが徐々に横浜FCの流れを作り出していきました。 前半の横浜FCのゴールは素晴らしい流れ、 横浜FC左サイドに流れたナンチャンがクロス、御給君のヘッドはGK林が何とかクリア、 しかし詰めていた根占君が、角度の無い難しいところをゴールに押し込み先制しました。 それまでは、仙台の方が攻撃では流れを掴んでいたのですが、 このあとは前半は横浜FCの流れで進みました。 1つだけ、平瀬にドフリーでゴール前に出られた時は、やられたと思いましたが、 これはシュートがヒットせず助かりました。 反対に横浜FCもアツの左足のシュートやCK直接、等惜しいシュートはあるものの ゴールには入りませんでした。 全体的に左サイドからのクロス供給という形が多かったです。 左SBの太田君も運動量豊富で上がって攻撃に絡んで。 彼は攻撃的な部分はセンスありますね。 --- 後半、立ち上がりにいきなり押し込まれ、ピンチを招きます。 前線にクリアし、それをナンチャンがハーフライン付近で何とかキープしようとしたものの、 仙台DFの木谷にボールを奪われ前線にグラウンダーでパスを供給されてしまいます。 それを受けた関口が右サイドをえぐりクロス、 関口に対応していたのは、中央から出てきたエリゼウだったので、 絶対にクロスを上げられてはいけない場面でした、 …しかし、交わされ、クロス上げられ、走りこんだ平瀬にヘッドを叩き込まれ… いきなり同点になってしまいました。 しかし、仙台は勝たないといけない試合なので、得点を奪いに来ます。 ラインを上げて前掛かりになっている分、横浜FCのカウンター気味の攻撃が より効く試合展開になっていました。 横浜FCは、ラインギリギリでナンチャンや御給君が前を伺う展開でした。 仙台DFが後ろ向きに全力疾走して対応するシーンが多いため、 CKに逃れる展開が多くなっていた頃でした。 CK崩れのボールを放り込んだ、多分吉田君のクロスでしょうか? ナンチャンがファーで競り勝ってゴール前に折り返し。 御給君のやや後ろにボールがこぼれ、御給君がシュート打つには体勢が…と思っていたら、 根占君が走りこんでボレーで叩き込み、勝ち越し!! …ゴール前に走りこんで飛び込む嗅覚、根占君は本当にいいものを持っています。 あとは、それをコンスタントに試合で出せるようになったら、 とんでもなく素晴らしい選手になるんですが…それが課題ですね。 でも、良い時の彼は、本当に素晴らしい!!それを改めて実感できた試合でした。 --- その後、左サイドから太田君のクロス、ニアのナンチャンは届かずもファーの御給君がシュート!!も 大きくゴールを外れたり、 同じく左サイドからのクロスに根占君があわやハットトリック!!の難しいボレー等、 あと1つでも入っていればウチが勝てる試合だったんですけどね… --- 根占君が足を攣ってしまって、外に出ていた直後でした。 仙台、それまでは後半35分過ぎから、絶対に負けられないプレッシャーからか、 攻撃に来ているのに、不用意なパスをミスしたり、横浜FCにカットされて 形になっていなかったのですが、 シンプルに早い段階でゴール前に上げよう、としてきていました。 仙台の左サイドから、早めにゴール前に供給されたボールが途中出場の中原選手の足元に。 太田君が付いていたけど、寄せが甘い…と思ったら、 ゴール右済みに叩き込まれてしまいました…ロスタイム4分の始まってすぐでした。 --- ラストチャンス、汚名返上をかけて、 太田君がコースの無い中左45°の角度から強いグラウンダーのシュート。 強烈だったので、GK林が正面ながらキャッチできず軽く弾きました、 八角君だったと思うんですが、彼がそれに詰めて… …しかし、一瞬早くGK林選手の方がボールを確保。 本当にあと一歩、惜しいチャンスでした。 その直後に試合終了。 --- ただ、互いにミスは多かったものの、 それ以上に互いの試合にかける意気込みというか、勝ちに行く姿勢が強く伝わってきた、 力を出し合った好ゲームでした。 両チームのサポから、それぞれ選手たちに拍手があったのも、 それが伝わったから、なんでしょう。 …もちろん、勝ってくれたらもっと良かったんですが… …横浜FCとしては、前半に勝ててはいたけど、アンジー頼みの内容無いグダグダサッカーよりは、 この日のような、サイドを崩して、前線も中盤も攻撃に絡んで支配して、という試合の方が 内容が伴っていて良い、先に繋がる、とは思うのですが、 こういったサッカーが出来ている試合で勝てない、というのが やっぱり順位に現れているんだなぁと思ってしまいました。 仙台は、得点のシーンではしっかりと自分達の形が出来ていましたから。 それまでは、出来が良くなくても。 例えば梁選手の出来も、第1クール(5月?)の方が断然良かったです。 でも、そんな調子でも、負けない、勝ち点を積み上げる。 その積み重ねが、3位という順位に繋がっているんでしょうね。 ただ、昨季までの、攻撃は外国人選手頼み、というチームから、 サイドチェンジや前線からプレスをかけにいったり、と チームとしての戦い方がこの1年で変わりましたね。 若い選手が多いだけに、勢いに乗れる反面、 この日の試合のように、先制されたら、前半は流れを引き戻せなかったようなところが まだ発展途上のチームだな、とは思いますが、 このチームが上に行って、経験を積めたら末恐ろしい、と思います。 ポテンシャルを感じるチームですね。 --- 最後に。 観戦ご一緒しました、やまもぉさん。 本当にありがとうございました。<(_ _)> 転勤で、なかなか三ツ沢にはいけなくなってしまいましたのですが、 出張がてら顔を出せそうな時には、また三ツ沢に行こうと思っていますので、 今後ともよろしくお願いします。 …来年の今の時期こそは、昇格争いや~(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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