さつきの日記帳 Satsuki Uchida

先日、地元（佐原）のピアノの後輩が、
音大のコンチェルト定期に出演したので、
応援に行ってきました。


日曜ということもあって、一般のお客様がいっぱい！
母校が地域のコミュニティに受入れられていることが、
とても嬉しく、感慨深いモノがありました。

さて、演奏ですが、やっぱり学生の演奏は若くていいですね
間違えたって怖くない（ように見えるだけだけど）
ひたむきに、一生懸命表現している姿に、たくさんの元気をもらいました。
ひろこちゃんのモーツァルトも良かった
本当にお疲れ様でした。

感動ネタがもうひとつ（笑）
あの日、ホールの響きの中で、
「非日常だな」と思えた自分に感動しました。

演奏する側になると、どんな演奏会に行っても、
高校生の頃のようなや「身体に音が浸み込んでいく感じ」には
ならなくなってしまうのではな「わくわく」いかと・・・
少なくとも私はそうでした。

どんな一流の演奏者の音楽に触れても、
若い頃の「非日常的な感動」は
決して訪れない。

音楽から距離を置いて、長い時間が経って、
やっと取り戻した大好きな感覚です。

旅行も同じで、欧州に行くと、
何を見ても、何を聞いても全部勉強になっちゃって、
オフにならないような気がして、
南国バカンスor北国でスキーばかりでしたが・・・
そろそろ、純粋に楽しめるかもしれません。

2009年の秋は、活動的に多くの人と交流して、
連日飲み会参加の記録を達成しましたが、
そろそろ、冬眠の時期に入りたいと思います。

ピアノ、すっごい練習したいんだもん

私、基本的に音楽家は「言葉で表現すること」を重視しない、
と思っています。

どんなに言葉で着飾っても、
たった1回の演奏で、その人の言葉が本心かどうか、
その人がどんな人か、すべてが表現できてしまうから。

そして、伝えるべきことは、
媒体を通して直接、人々の心に届けたい、
そう願う人が真の芸術家だと思っています。

音楽ってステキ
時間も国境も関係なく、
万人に同じ感動を共有することができる。（はず）
私も錆付いたコミュニケーションツールを何とかせねば

という訳で、ひたすら鍛錬の日々に入ります。
飲み会行けないので、うちに遊びに来てねー