CASA DE SATCH UMINO

2004/09/13(月)20:22

そうなわけよ。(読みすぎても本は二日酔いしない)

古本じまん(12)

週末から二日酔い:累積夏バテ=6:4くらいの体調だったもんで寝ること、ねること!いや、「おきらんない」というほうが正確かもしれぬ。目が覚めないのよぉ。このままさめないのはまずいでしょう、いくらなんでも! ゲロゲロに辛い、体内の胃液まで排除したくなるような(事実でござる)二日酔いに、どーしてなるのよ!水飲んでも徹底排除ですもんね。あぁ、すてきな金曜日・・♪ こうなったからって、あんまり「反省」とかっていう思考にはいかないのがいいのかわるいのか、大体反省て「もうしません!ごめんなさい」って省みなければいけないのよね。当方、そんなヨユーなし。こんこんと眠るか頭痛の芯みたいのを意識しながら無視して天井を見るのみ。 脳内のあせとあるでひどがネガティブな思考を生むのだろうかねー、ロクなこと考えられないし。 ベルギービール2本と大ジョッキいくつだっけ・・・・覚えてましぇん。ベルギーがやばかったのかしらん。 ただ、今回のヤバ酔い感覚はちょっと違ったな。 嘔吐感5:妙な不安感(終電近いのに乗り過ごしそうとかいう)5くらい通常なんだけど今回のは「ひたすら眠い」感8:嘔吐感2くらい。ともかく、ねむいのよー。なんでしょうね。 大体、キモチワルくても覚醒してるのに。 いっかん、このままでは中央線で寝ゲロではないか。 (寝ゲロで窒息死だけは避けたいものだ。) 嘔吐感2割のうち0.5くらいでちゃんと不安を感じるのであった。 (なぁんかきょうのはビロウなお話ねー、めしどきのひとはすまんっす) 思い切り眠ってついに何も口にすることなく夜になる。 空腹を感じたら、復活したって解釈しているので。 そうなるのを待ってみたけど来ないのよぉ。 水分も摂らないから排出もせず。 夜中12時。 ほえぇ、さすがになんか腹に入れなきゃ。 残りもんのおにぎりとゆでとうもろこし。 (すっかり収穫すそびれたような、思い切りできすぎた、歯でバリバリやって食うような出来のトウキビがわたし好みなの。昨今流行のヤタラやわらかいのは駄目ですな!) 空腹感様が光臨してるわけではないが、このままではまずいでしょう。 かよーなRoundaboutmidnightにとーきび食って寝なおせるんだから体調は戻ってきている。 しかし、また寝る。 また朝になる。 ちょっと食べ物のことを考えてもいやにならなくなった。 (ゆうべのは何なんだって・・) 思い浮かぶのはやっぱりフェジョアーダ、あれさえ食えば治る気がする。そういえば1Kgくらいの大缶を買っておいたんだった・・でもでかすぎだわ・・・ほんとに今食えるかしらん・・・結局、食わずにすごす。 それでも懲りずに外出。 相棒を巻き込み、いとしの「あんず村」まで遠征。 (いやー、いつもいつもどぉもっす。) 駅までの道、下り坂歩くのに力が入らない。 そりゃそーでしょう、食ってないもの。 頭からひじあたりまでしか充電できていないかんじ。 水分も足りない。 何とかそれらしく食べ、ついでに近所のお菓子屋さんまでハシゴ。 もっと体調万全のときにリターンマッチしたいものだ。 でもね。 サイテーな体調でも本は欠かさない。 ・「流人の島」八丈島の歴史と民俗についての本。300円。 ・「パリ左岸のピアノ工房」某大手書店にて不本意ながら定価で購入。これはもっと元気なときに読了したい。そうでないともったいない。 ・「アマゾン音楽漂流記」のなか悟空著、情報センター出版局 ・・・これは楽しかったすよぉ。いっきに寝床にて読了。これについてはいつか詳しくしゃべりたいもんです。 ・「女の町フチタン-メキシコの母系制社会」V.ベンホルト・トムゼン編 藤原書店・・出だしがちょっとつらいかな。ま、それでも面白い。先週買ったFABLIC FOLIOのメキシコ編に近い場所の話。 ・「現代民話考」松谷みよ子他編 これの「戦争」テーマのに入った。太平洋戦争当時、戦地で語られた怪談にうわさに実話。その他。美化されない「ふつうのへいたい」の声。酔った帰りの電車では、さすがに読めなかった・・・いや、10ページほどがんばったが・・・これも寝床で読む。偉そうな上官にわざとノミの手入れをせずに馬を用意してやって、痒がって暴れる馬から落馬するのを見て笑うとか、まあ楽しい話もあるのよ。 はい。 本って読みすぎても吐き気もよおしたりしないから、いいっすね。

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