2005/01/07(金)20:48
ともかくいくのだ。
なんだかんだいって、紆余曲折あるもやっぱしいわきへ
おでかけしてみるのだ。浜通りは雪でないみたいだし。
あしたか、あさって、心平さんの記念館でうだうだしている
チャコールグレイのダッフルコートを着たでかい女がいたら、きっとそりゃわたしでしょうな。(類似品にご注意。)
心平さんについては、エピソードがつきないのだが。
1987年、亡くなるまえの年にあるご縁でインタビュウを
するためにお会いできるかもしれなかった。
でも、ご本人の体調やらもろもろの理由により、これは実現しなかった。で、翌年の訃報。残念。
会いたかったな。どんな状態でいらしても。
中学のころから好きな詩人なんでした。
なんていうかね、「あー、日本語わかる人でいて、よかった!」
そう思わせてくれるものをたくさん作っている人。
「●」だけのやつなんかは、有名でしょうね。
こういうのを平気で作って、食うのに困って顔もしらない宮沢賢治に米送ってくれ、
と電報かなにか打ってしまうんだからカッコイイ。
明治の人はかくも魅力的なり。もちろん、これだけの理由にあらず、よ。
うーんと前になるが、大学の卒業論文はとーぜん、このかたで。
今くらいの時期、どてら着て暖房入れぬ部屋で(あったかいと寝てしまうので)
がりがりと書き殴ってたよなぁ、などと。ちょっとサウダーヂ。
いきたいいきたい、と思いながらいつも通過していた土地。
やっとそういう気になったので、ともかくいくのだ。
ついでにどっかの魚市場で、去年買いそびれた「アカザラガイ」を買えたら、いいなぁ。もちろん第二候補は「ホタテの稚貝」ね。あー、アナゴちゃんもついでに。
心平さんも、ものを喰う詩をいっぱい書いてたな。
小さいサンショウウウオを丸のみしちゃう話とか。
あしたは早起き。