2005/08/27(土)17:29
クロスオーバーイレブン効果・2
小学生の頃からのおともだちと、会った。
はじめは1970年代。一緒の机でびん牛乳やアルマイト食器の給食を、
それが1980年代にはファミレスやドーナツ屋のクリームソーダや
チョコレート・パフェになり、
いつのまにかフレンチ・ローストのコーヒーで
夜明かしするような時間も経由して、
気が付けば2005年。ビールと芋焼酎を囲んでいるのだった。
二人とも結構イケるクチだったらしい。
しょっちゅう会って近況を共有しあうような質ではない。
そういう方法でなくても、何とはなく続くものらしい。
いろいろ喋って飲んでの帰り、「そうそう、これ」
とかばんから出した一冊。
山田五郎さんが手掛けたクロスオーバーイレブンのスクリプトをまとめた本。
「キャフェのテラスで」/山田五郎著、1988清水弘文堂刊
先日わたしが拙宅で騒いでた「真夜中の旅人たち」を見て、
思い出して書棚から出してきたのだという。
「出たとき思わず買ってしまって~」おぉ、それはシブイぜ!さすが。
小~中学生のあいだに、今
なら「ちょいと復活」するだけで
大威張りされちゃうような伝説的ラヂオ番組を、わたしたちは
毎晩お腹いっぱい聞いてきたのだ。
今どこで何していようと、その時の体験はやっぱり蓄積されていて、
何かの折にひょっこり姿をあらわす。
あー彼女もそうだったのかぁ、と思いしみじみ。
最近、久しぶりにラジオを持ち歩いている。
目を使わないってのもいいもんだわ。