2007/06/11(月)20:34
ダンゴムシの記憶とかそのほか(追記)
モノゴコロついてからは、近所の男子とばかり遊んでいたので、
どうも昆虫類の捕獲&殺戮遊びというジャンルの引き出しがたくさんあるようだ。
どこらへんを探すとジグモがいるとか、巣の入り口はどんな状態だとか、
夕方のほうがコガネムシ発見率が高いとか、カミキリムシが威嚇したときに
どんな音を発するのかとかそんなようなことばかり。
たまにそれほど親しいというほどでもないけれど通学路が同じだっていう女の子と、
芝生のうえでおままごとなるものにつきあってみたけれど、
「おとうさんとあさごはんをたべる~おとうさんがかえってきて、ばんごはんを食べる」
という単調なストーリーのどこが面白いのかさっぱしわからなかった。
ついでに、それをどうして「ままごとせっと」まで出してやるのか、とか
「よるになりました。さあ、ねましょう」で終わってしまうのも。
きっと、それは「ままごとせっと」の持ち主がいつも「おかあさん」役ばかり
やっていたからかもしれない。(あたしはなんでおとうさん役だったんだ?)
喰って寝ておしまいかよ~、と。(え、またやるの?いま、やったじゃん。)
はは、つまんないの~。
毎日やる遊びじゃないよな。あれは。
(一回、おかあさん役をやってみたけれど、う~ん別に・・というような気分だった。)
もちろん、一緒に学校に通っていた手前、そういうあそびにもつきあっていた。
(今かんがえると、べっつに楽しいとは思ってなかった。ごめんよ、チカちゃん)
でも、別の曜日には、鼻たらしたひとつふたつ学年上の男子とかなかよし学級で時々
見かける肥った子なんかと一緒に、ジグモが巣袋からびょっと飛び出してくるとこ
なんかをドキドキしながら見ていたのだった。
「ままごとせっと」を広げる風呂敷が、「おうちの中」なのだった。
思えば、あの風呂敷は、狭いから嫌い。だったのかもしれない。
うん、あの時期に、出ておいて良かったよ。風呂敷範囲の意識みたいなもんから。
うーん。
チカちゃんをジグモ掘りに誘わなかったのはどうしてだったんだろう?
(きっと、チカちゃんちのおかあさんがこわかったからだな。)
ウチではばんごはんの時に、かあちゃんにジグモ掘りの報告を嬉々としてやれたんだけどね・・・。(聞いていたほうも偉いなあ。今にして思えば。)