CASA DE SATCH UMINO

2009/01/12(月)19:51

アーカイヴの続き:「ジャズヴォーカルにくるぶしまで浸かってみる」

さて、30人定員の年齢内訳は・・・・・ うむむ、あたしはまだ若輩者ですわ。 と、いいたくなるよな年齢層。 まあね、市の広報きちんと読む層といえばさもありなんむべなるかな推して知るべし。 (ウチの場合、新聞を定期購読してないもんでご近所の話は目を通すことにしてるっつうか。) いきなり講師を指名されたヴォーカリストのお姉さまも 初めはどーしたもんか、という感じを醸してましたけれど。 だんだんライヴな雰囲気になってきた。 彼女の話す内容を初めて聞く人もいるし、 何とはなしに聴く・演奏する体験を通して身体や頭でわかってから 聴いてる人もいるし、 そのへんは色々で、面白い。 ジャズは基本的にsexyな音楽表現であるということ、 それから「自身の声で歌う」以上はどれだけ「素」の状態でいられるか、 は重要よねと彼女は語る。 (ここで戸惑う人ってのももちろんいるだろうなぁ。) とりあえず最終目標は「発表会で一人一人歌えること」。 ピアノ使って発声練習やら筋トレなんかもやって、 まず「声を鳴らすための身体ってのはどうやって作るか?」について みんなで実践してみる。 顔のパーツで開けられる部分は全部あけて声を響かせなさい、とか 上半身はだらーっと解放しつつ括約筋を締めてチョーヨー筋で支えて 立ちなさい、とか これは声楽の基本でもあるんでしょう。 声は出すもんじゃなくて「向こうからやってくるもの」なのよ! とかね。 前に向かって出すもんではないらしい。 あとは、首の骨と頭蓋骨の角度。 腹から声がまっすぐ響く「角度」ってのがあるのね。 これは文章じゃ説明できないなぁ・・・ 発声しながらお姉さまが生徒たちの首すじの「角度」ポイントを ぐいっと「ここよ~♪」と圧して示してくれる。 おお、そこらへんで声出すと確かに数割増しで声が響く。 えー、あたしこういう声出せるんだ! (そんなふうに感じたのは、あたしだけじゃないと思う) 使い慣れた肉体のはずなのに、まだまだ知らないスイッチがあるらしい。 探求は続くのです。  

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