2005/04/21(木)22:17
本と音楽
小説を読んでいると頭の中で文章を映像化している事がほとんどだと思う。
自分の場合はさらにBGMまで加えてしまう時がある。
例えば
2001年宇宙の旅=ツァラトゥストラはかく語りき、青く美しきドナウ
銀河鉄道の夜=新世界交響曲第2番
アンドロイドは電気羊の夢を見るか=ブレードランナーのテーマ
宇宙大作戦、新宇宙大作戦シリーズ=スタートレックのテーマ
と、まあ実際に映画化されているとか、文中に具体的な曲名が記されている作品はその曲がそのまま流れている。
でも、何も基準が無い作品でも何かしら似合いそうな音楽を探してあてはめている。
そんな中で一番登場頻度が高いのが読んでいるのがSF作品が多いためだろうか、ホルスト作曲の『惑星』。
地球と冥王星(発見前の作曲のため)を除く太陽系の惑星をモチーフにした組曲。
平原綾香の名曲『Jupiter』がその中の『木星』が原曲なのは有名。
実際に『巨人達の星シリーズ』、『宇宙のランデヴー』、コミック作品『プラネテス』等のBGMには最適だった。
で、このBGMは本の感想と同じように受けての感性次第で幾つも存在しているのだろう。
偶然にもオーケストラの曲が多い自分だけれど、全く違うジャンルの音楽を思い浮かべている方もいるはず。
機会があるならこの作品にはこの曲が似合うというのを話し合ってみるのも楽しいかもしれない。
ってここまで書いて、その手の企画をもろりんさんが募集していたような・・・
あ、そう言えば『イルカの島』という作品には全く音楽は思い浮かばなかった。
なぜなら終始波の音が響いている世界だから。
波音以外にも風、鳥、イルカの鳴き声、聞こえないけど太陽の光の音etc.etc.
自然が奏でる“地球交響曲:ガイア・シンフォニー”には余計な音は不要なのでありました♪