空中散歩:コナベの日記

2008/12/20(土)18:06

さようなら、我が相棒

乗り物(15)

高校を卒業してすぐに免許を取って、専門学校に通いながら友達と車は何を買おうかなんて盛り上がっていました。 そんな時に三菱のランサーがモデルチェンジをしたのです。 発表されたそのデザインを見たときに、正直一目ぼれしてしまい、 「働き出したら買う車は絶対にコレ!」 と決意をしたのです。 それから1年半程が経ち、仕事も休日出勤を代休にはせず全て残業代に変えるなどして貯めた頭金で買ったのが、1996年式のランサーでした。 もう本当に嬉しかったですね。 自分で欲しいと思っていた車を、その通りに手にする事が出来たのですから。 1997年の1月から乗り始めて、慣らしも終わった頃には三河湖へドライブに行ったりもしましたね。 何処へ行くにも何をするにも愛車と一緒のコトが多くて、日常にも、趣味にも、ある時には仕事にも大活躍をしてくれました。 やがて時は流れて、気が付けば走行距離も10万キロを越えて、オルタネータやら何やらの交換等の大掛かりな整備もしたり、細かな部分でのメンテの頻度も多くなっていました。 それでも調子は相変わらず絶好調で、ディーラーの担当さんも、 「同じ年式のランサーの中では凄く状態が良い」 と太鼓判を押す程でした。 だから、これから先もずっとコイツと一緒に走れるだろうなと思っていましたね。 けれど、とある事情で家に車が3台もある必要性が無くなってしまいました。 最初は妹が乗っている車を売ると言っていたのですが、ここはやはり一番古い車をまず退役させるのが筋だと自分は思いました。 なので、ランサーを引退させて、妹の車を僕がメインで使うというコトが決まり、これからも続くと思っていた相棒とのコンビも突然の終りとなったのです。 幸いにも、日頃からお世話になっているガソリンスタンドが、代車として是非引き取りたいと申し出てくれて、妹の車についているヘコみやキズの板金代代わりとなるコトに。 ・・・そして今日、大好きな相棒ランサーとお別れをしました。 綺麗に洗車して、写真を撮って・・・。 自分で働いたお金で買った初めてのクルマ。 楽しい思いでも悲しい思い出も沢山詰っています。 だからやっぱりお別れは寂しいですね。 明日からは家の駐車スペースにアイツはいなくなるのですから・・・。 ランサーよこの12年間、本当にありがとう。 キミと刻んできた12万5千キロの思い出は絶対に忘れない。 これからキミを使ってくれるスタンドのみんなは、キミの整備もしてくれていた人達だから大丈夫。 キミがクルマとしての役目を終えるその日まで、大事に使ってくれるはずだから。 これからもしっかり頑張って、走り続けるんだよ。 元気でね。 もう一度、本当に本当にありがとう・・・!!

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る