2008/12/21(日)19:53
旋回中も前を見て
天気予報では午後からは雨でしたけれど、幸いにも滑空場付近は雨は降らず、最後までフライトを楽しめた一日となりました。
でも、住んでいる町内の道路は雨でぬれていて、奇跡的な状態なフライトだったのかなぁと思ってみたりもしました。
さて、ウインチを使って離陸するグライダーは当然上昇姿勢(上向き)をしています。
やがて適度な高度に到達したら、ワイヤーを切り離して水平姿勢を保つようにしなくてはいけません。
・・・とこんなふうに書いているというコトは、また僕が何かやらかしたなと感じた貴方、正解です。
上昇後してワイヤー離脱後に、管制に離脱高度を無線でコールする手順なのですが、その時自分も無線連絡するコトを考えていて、大事なコトを思い切り抜かしていたのです。
「おおい!失速するよぉ!!」
と後席の教官に言われて「あ゙っ!」っとなりましたね。
そう、思い切り上昇姿勢のままでした(汗)
自分のコトながら、正直ビビリました・・・。
「無線連絡が遅れても死にゃしないから、まずは姿勢をしっかり維持する事を大事にね。失速したら危険じゃ済まないから」
と改めて教官から指摘され、テンパり気味なのに気付きましたね。
その後は以前のように姿勢をそんなにドタバタさせるようなコトは減ってきたようで、これまでよりは少し落ち着いて旋回の練習をするコトが出来たように思います。
さて、車を運転中、右左折する時は行きたい方向を見ているコトが殆どだと思います。
僕も教習所で、
「ハンドルは目で切るんだよ」
と教えられもしましたからねぇ。
けれどグライダーの旋回の場合、まず曲がる方向の状況を確認して、旋回を開始したら真っ直ぐ前方を見る事が大事だと教わりました。
「車と違って、機体の近くに障害物はまず無いはずだし、前を見ていないと機体がどれだけバンクしている(傾いている)か正しく把握できないからね。」
とフライト後の講評で指摘されてなるほどと思う部分がありました。
確かに自分が操縦をしていると、どうしても車の感覚で体が動いていたように思います。
でもグライダーは地面で姿勢が安定している車と違って、機首の上下のや機体の傾きも把握しなければいけません。
う~ん、これは相当大事なコトかもしれません。
もう一度飛んでいないときでも、機体の動きをイメージしたりして、次回のフライトに活かせるようになればと思います。
そんな次回のフライトがいよいよ今年最後のフライトになります。
その前日はクラブの忘年会。
最後まで安全に楽しく活動出来るようにしたいものです。
【飛行25発目】
機種:L23
機体番号:JA2481
離陸時間:11:20
着陸時間:11:25
飛行時間:5分(総飛行時間:4時間00分)
離脱高度:1110フィート
訓練内容:旋回
【飛行26発目】
機種:L23
機体番号:JA2481
離陸時間:15:06
着陸時間:15:11
飛行時間:5分(総飛行時間:4時間05分)
離脱高度:1000フィート
訓練内容:旋回