2009/04/20(月)20:50
沖縄旅行記2009(10):万座毛
琉球王朝の尚敬王が、
「万人を座するに足る毛」
と語った事が由来の万座毛(まんざもう)。
首里城や美ら海水族館と並んで沖縄の目玉スポットとして有名ですよね。
観光パンフを見ると、大抵載っております。
で、そのパンフの写真はまぶしい沖縄の日差しの下、象さん岩から青く透き通る東シナ海が雄大に広がる光景。
空も海も大好きな自分としては、是非とも見たい景色です。
・・・が、バスを降りて歩みを進めること数分。目の前に広がる景色はと言いますと・・・
荒れ狂っております。
太陽の光を受けて青く静かに輝くはずの海なんぞ何処にも無く、
ドッパアァァァン
と激しい波が象さん岩に打ち付けられてます。
風の音も、
びゅ~
ではなくて、
ゴオォォォォォォォォ
です。
手前に写っている草なんか風にひん曲げられてエラいコトになっとります。
コレの状態を目にしたワシの第一声が、
「火サスか・・・」
でしたからねぇ。
断崖で船越英二が犯人追い詰めてそうな感じでしたもん。
本来ならここで全員で記念写真を撮る予定だったのですが、当然中止。
まあ、皆で台風並の強風にあおられながら、苦悶の表情で記念写真というのも良い思い出になりそうですけどね・・・。
出発までの散策とは名ばかりのサバイバルを満喫しながら写真を撮ろうと思ったのですけれど、立ち止まると風に押されて全身が揺れる揺れる。
手ブレ補正機能も役に立たず、帰ってから見た写真もほとんどボケちゃっておりましたよ(涙)
結局沖縄有数の絶景を見るコトは叶わず、修復中だった首里城同様に再訪の理由を作る結果となりました。
(つづくっ)