倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

2009/06/03(水)22:50

東アジア大戦 ノート フランクリン・ルーズベルトは偉人か、それとも大悪党か?

ブログ小説(295)

↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! 坂の上の雲と戦争ゲーム 今日のノート 第二次世界大戦を強力に推進したルーズベルト大統領は勝利目前の1945年4月に亡くなりました。このとき敵対していたアドルフ・ヒトラーは「ルーズベルトは今次の戦争を第二次世界大戦に拡大させた扇動者であり、さらに最大の対立者であるソ連を強固にした大統領として史上最悪な戦争犯罪者として歴史に残るだろう」と悪口を言いました。 ヒトラーの言っていることは当たっています。ルーズベルトの決断と指導がなければ第二次世界大戦はずいぶん様子が変わっていたでしょう。日本は中国との戦争で泥沼状態でしたがアメリカと戦争をしなければさらに中国との戦争にはまっていったでしょう。だからといって決して勝つことはなく、後のベトナム戦争以上に悲惨になっていったと思います。 今の日本の「サヨク」と言われる人たちは戦争放棄を謳った憲法9条を神聖化しています。が、これはルーズベルトが日本を戦争に追い込んでくれたおかげです。戦争がなければ9条は生まれていません。つまり平和は必ず戦争の後にやってくるのです。平和はその直前に起きた戦争の様相によって質が決まります。 ルーズベルトがもし現在の日本のような国の指導者なら「軍国主義者」「平和の破壊者」などとののしられたでしょう。実際、ニューディール政策で成果を出しつつあったルーズベルトも「戦争はしない」といって当選したのです。だが、結果は第二次世界大戦の主役に躍り出ることになりました。悪党とすれば大悪党です。ニューディール政策も戦争経済によって予想以上に効果を上げたと言われます。 私の小説「東アジア大戦」の指導者達も国民をだますことで窮状に立ち向かいます。日本が中国に占領されることを利用する加藤大作はじめ、いずれも国を裏切るような形で状況を打開しようとします。中国の指導者達は共産主義を完全に捨てることをめざし、北朝鮮は韓国に併合されることを模索します。韓国だけが真正直に北朝鮮に軍を進出させ、中国の挑発に乗って大戦争に巻き込まれ国家を解体されてしまいます。 悪い奴らでなければ新しい平和を築くことは出来ない。ルーズベルトは悪党でした。おかげで日本も繁栄を手に出来ました。一方彼が悪党になりきれなかった部分でソ連が膨張し新たな緊張が生まれました。冷戦です。 ホームレス出身総理大臣、加藤大作は誠実な態度で悪党になっていく、という部分がストーリーの骨格になると思います。

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