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テーマ:今日の出来事(267824)
カテゴリ:社会
もちろん私に本当のことはわかりません。あくまでも想像です。しかし自信はあります。それはロシアの弱ったことがはっきりしたからです。誰が見てもわかります。そしてロシアが今後復活することもないでしょう。
今回の戦争ではロシア軍の弱さは全く衝撃的でした。アメリカはじめ全世界はもちろんロシア自身もまさかここまでとは想像していなかったでしょう。戦争が始まればすぐにウクライナが負けて屈服するところまでは大方の専門家をはじめ世界の予想するところでした。みんな湾岸戦争やイラク戦争を想像していたのです。だから問題は戦争の終わった後でした。ロシアの横暴にどう対応するかが課題だったと思います。 そのまさかの展開でロシア軍の蛮行があっさり明るみに出てしまいました。占領した後の捕虜や民間人の虐殺です。多くの戦闘車両の残骸を残したままロシア軍が退却してしまったからです。ごまかす暇がなかったのか最初から確信犯で行ったのかはわかりません。軍隊の残虐性を如実に示しています。 ロシア軍が弱かったこと、そして無抵抗なものを虐殺したことが明らかになってロシアの威信は地に落ち北欧二カ国のNATO加盟の流れが一気に加速しました。トルコが反対しているのでなんとも言えませんがもはや二カ国はロシアに対して中立ではなくなったということです。 みんなあえて無視していることがあります。核兵器です。安定・不安定パラドックスに寄りかかりすぎだと思います。核兵器は破壊力が強すぎて使えないから、だから通常の戦闘は安心して行えるというやつです。しかし、こうもロシアが弱いとこの先はわかりません。多くのスタッフがクビになったロシアの情報機関が問題です。十分に機能していないはずです。プーチンのミスリードが発生してもおかしくないのです。 プーチンが核を撃っても大丈夫だと判断したらおそらく撃つでしょう。もう通常戦力だけで対処できる段階を超えたからです。シリアで有名を馳せたあの剛腕司令官もどうなったのでしょうか。実は忖度だけが上手で大した経験を積んでいなかった、つまりシリアの戦いは大した作戦ではなく一方的な弱いものいじめでしかなかったのかもしれません。最前線を視察して攻撃を喰らった総参謀長もパレードに姿を見せず消息がはっきりしません。今や将軍たちですらプロとしてちゃんとした作戦指導ができない、それが今のロシア軍なのです。でも核兵器は持っています。 ウクライナは必死です。こちらはアメリカはじめ世界から優れた武器や弾薬の支援が届き出し、いよいよ勝てそうになってきました。マウリポリを犠牲にする作戦が功を奏しています。ハリコフでは国境まで押し戻しました。ロシアは戦いの主導権を失ってしまったのです。振り回されています。 この段階でロシアが仮に核を使ったとしてももはや勝利はありません。核の応酬が徐々にエスカレートし多くの国に迷惑をかけつつロシアは崩壊します。それは多分どこの情報機関でも導き出している結論でしょう。まあ誰でもわかるというやつです。だから心配してもしょうがないので北欧二カ国はNATO加盟申請を表明したのです。実際にNATOの一員にならなくてもいいのです。もうロシアのことは気にしないという意思の表明です。 起きている戦争を止めるのは難しいですが、プーチンが継戦意欲を失えば終わります。それもあっさり終わるでしょう。実はそう簡単に終わらせてたまるものかとアメリカやイギリスの方が考えていると私は想像しています。千載一遇のチャンスととらえているのです。せっかくロシアが戦争を仕掛けたのです。しかもかつてのソ連領内でです。それなのに大義名分がロシアに微塵もありません。こんな米英にとって都合のいいことが実際に起きたのです。この際徹底的にロシアを叩くつもりなのです。そうすればアメリカの本命中国はさらに孤立します。 各国の情報機関は頑張っているでしょうか。彼らが優秀なら見事にロシアが崩壊してこの戦争は終わることになるでしょう。でもそうでなかったら? 映画「渚にて」みたいなことになりそうです。30年くらいしたらこの辺りの真相がヒストリーチャンネルなどでドキュメンタリーになるでしょうね。人類が存続していればの話ですが… ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! by 倖和(サチナゴム)
最終更新日
2022年05月17日 10時48分46秒
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