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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2022年05月18日
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カテゴリ:社会
今度フィンランドと共にNATO入りを目指しているスウェーデン。北欧福祉国家の一つですが一方で高性能の武器を輸出する死の商人国家でもあります。戦争の絶えなかったヨーロッパで生き残るための知恵だったのです。ストラテジーゲームでもスウェーデンの兵器は重宝します。革新的なダブルデルタ翼の多目的戦闘機サーブ 37 ビゲンはすでに退役していますがゲームでは健在です。後継機も出ています。超音速で一般道路から離発着可能のSTOL性能を持ち10分以内の迅速な再給油、再武装が可能です。日本の防空にも向いているかもしれません。それを独自の力で開発したのです。エンジンはボルボが開発しました。

 あの高級車ボルボ、全車種に搭載されているレーダーは軍事用からの転用です。トヨタとは探知性能のレベルが違います。軍事と民事の区別は基本ないのです。日本も本気で平和国家を目指すなら本気の兵器輸出国になる努力が必要なのかもしれません。

 ただ日本は今でこそ周辺がきな臭いですがずっと国際的な戦争とは無縁でした。明治維新以降西欧列強と関わるようになってから国際的な戦争に巻き込まれたのです。

 前世紀、ヨーロッパを中心に世界大戦が2度も起きました。戦場となり荒廃したヨーロッパは戦争だけはコリゴリと国際ルールに工夫を加えたくさん設定し、それを兵器の代わりに活用して国際社会のパワーゲームを有利に進めてきました。スウェーデンもそれをうまく活用して死の商人と高福祉の両立を実現させたのです。結局は力が支配する世界です。軍事力が担保です。

 しかしこれは古いです。いわば経済でいうなら金本位制と似ています。金の保有量に応じてしか紙幣を刷らないのですぐに限界に達してしまうのです。大抵はお金が足りなくなりデフレになって経済の変化や発展に追いつきません。だから今では金本位制は時代遅れとなっています。

 経済は発展しましたが世界平和は旧態依然のままです。リアルな軍事力が要です。金本位制の“金”と同じなのです。情勢変化のスピードに追いつきません。すなわちお金がなくなると同じようにすぐに軍事力は足りなくなってしまうのです。

 また今回のように核保有国であるロシアが戦争を起こしたら逆にあれだけ金をかけた強力な軍事力が平和に役に立たないことを思い知ります。戦争を止められません。このように軍事力を国際社会の平和の担保とするのは危ういのです。

 北欧二カ国のNATO加盟を概ね世界は歓迎しています。でもこれはアメリカの意向だと私は見ています。ロシアが脅威なのではなく今回の戦争で兵士と軍備を失い弱くなったので水に落ちた犬を叩けの論理が働きました。アメリカがこの際ロシアを徹底的に叩くことを決めたということです。ロシアへの嫌がらせです。プーチンの継戦意欲を削ぐとか戦争を止めるとかのつもりではありません。

 しかしSNSの登場で状況は変わりつつあります。情報の変化の度合いとスピードが桁違いに大きくなったのです。もう金本位制的軍事力の行使ではダメです。今後どういうプロセスを辿るかはわかりませんが私はいずれ戦争で血を流すことはなくなり戦いは本当に架空のゲームの中だけの話になると想像しています。

 兵器を売ったお金で高福祉を実現しているスウェーデン。こういう国こそ兵器をアウフヘーベンして新しい国防の形を示すことができたら人類の未来も明るいものになるでしょう。どうかな?

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2022年05月18日 14時23分56秒
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