萬福貿易商社-も室聡群清的日常-

Invitation
荻上直子監督が←↑この雑誌内でやってる連載『モノの名脇役』。
先月出た2007年3月号でvol.34を迎えてます。『Invitation』は月刊誌なので、つまり･･･あと2ヶ月で連載開始から丸3年ということになりますかね？ということは･･･『かもめ』が公開された1年前頃から読み始めた私は、その前の約2年弱分を読み逃していることになるの？！いやぁ～勿体無かったなぁー。


こんな私は約1年間、立ち読みではありましたけど、密かにずっと読み続けていたんですのよ。内容に関しては･･･立ち読みだったということもあり、週刊文春の『すっぴん魂』のように“その場限りの消化”みたいなところがあったので、正直あまり覚えてないのが大半なんですけど(荻直さん、スイマセン)、1Pに上半分が素材となる映画作品のワンシーン写真、下半分にその映画で使った“名脇役的小道具”についての話をご自分の日常と混ぜ合わせて語っているという･･･決して映画の批評とかではないので気軽に読めて、しかも、誰にでも分かりやすい感じの文章となっております。

連載タイトル『モノの名脇役』というのは、例えば｢かもめ食堂｣だったら、イッタラの食器やマリメッコの衣装に焦点を置いた内容とか、あと覚えてるのは･･･(何の映画から取り上げたのかは殆ど忘れてしまったのですが、)“Gパン”もあったし、“タイプライター”もあったっけ？！とにかく、そういう“モノ”と映画と自分の生活･･･織り交ざってます。ちなみに、Gパンの話では、荻上監督愛用(でしたっけ？！)のブランド『Citizens of Humanity』の話が出てきてました。


さて、今回のInvitation2007年3月号『モノの名脇役 vol.34』ですが･･･何故、今回に限って日記で取り上げたのか？！と申しますと･･･荻上監督の生活、モロ出ていた文章が書かれていて、とても衝撃的だった！･･･というのとは違うなぁ～？･･･｢とても微笑ましかった♪♪｣という方がふさわしいでしょうかね☆とにかく、いくら荻上監督が普通に暮らしていても、やっぱり私にとっては(この際、ミーハーと言われてもイイっ！)大好きな有名人サマですから、荻上監督がこういう日常をこんなにストレートにサラリと書かれて、それを今や堂々としたファンである私がそういう文章を読んでしまうと、｢ほへぇ。。。｣となってしまうというか(笑)。正直、テレさえ覚えましたね(爆)。

｢“幸せ太りの彼”の話｣。勿論ベタベタではありませんよ(笑)。荻上監督らしく、(当たり前ですが)構えず、彼の存在が彼女の日常のようにサラッと何でも無く『幸せのちから～80年代初頭の医療機器(骨密度測定機器)』×(だいぶ違うのだけれども、)日常で荻直さんと付き合ってから幸せ太りをしてしまった彼が肥満気味の筋肉ゼロという“肥満貧弱体系”だと体成分測定で分かってしまい｢私はそんな彼と付き合っているのか｣と打ちひしがれて極め付けに彼はウィル･スミスと同い年というオチまで･･･(説明長すぎましたけど)強引に絡めて語ってくれちゃってます。

最初コレを読んだ時、上記でも言いましたが、気持ちが｢ほへぇー｣となったんです。人の恋バナ(って言うんかいな？)･･･しかも有名人バージョンとなると、最初はそうなってしまったのですが、しかし、2,3度読んでいると、凄く笑えてきたんです。
まず、｢えーっ？！荻直さんと付き合ってから“幸せ太り”ぃ？！｣からして[笑]突っ込み。
そして、｢ちょ、ちょっと！6キロは太りすぎじゃ･･･しかもメタボ気味！｣で軽くショック。
最後に、｢そんな彼が、あのウィル･スミスと同い年とは･･･荻直さんが現実に打ちひしがれてしまうのも無理はないな･･･｣思わず“ドンマイ！”と励ましてやりたくなる。
前半の“もしもホームレスになったら･･･”から面白いですけど、彼の話も、前半の男友達との話と同じく！全然不自然じゃないから笑えちゃう☆
やっぱり何とも言えず。。。(トークショー以外の舞台挨拶で)舞台に上がると緊張してオドオドな喋り方になるのも(スイマセン！)、｢男の子になりたかった｣と言ってたことも、荻上監督の“味”であり、“キュートさ”であり･･･好きですね～。

以前、雑誌『映画感染～荻上監督×霞澤P対談』で、｢監督はお酒が入らないと本音が言えない｣というお話をされてましたが･･･もしや『モノの名脇役 vol.34』、お酒飲んで書いたんですか？！ま、まさか違いますよねぇー(笑)だって、凄く面白すぎるんですもの･･･“Fくんとのホームレスの話”もそうですが、やっぱりどこかで“彼の話”が自然だけど引っ掛かる感がして･･･。多分、その真意は｢仕事での先輩とかの前ではそうなる｣という話だとは思うんですけどね。だって、私も実はそうだから(笑)。私も･･･素面の時には先輩の前では必要な意見交換や自分が出さなきゃならない指示以外では先輩にお任せして、酒の席でちょっと入ってくると･･･｢自分、あの時こう思ったんスよねー｣って良く喋り出す人間になるので(笑)すごい分かります。


(いつの間にか｢酒を飲むと本音が言える人間｣の話で終わりそうになってたので･･･〆ます)

･･･本当は、今日の日記のテーマ･･･書き始めの時は、特に『荻直さん大好き！応援しよう日記』って訳でも何でも無かったのに、いつの間にやらそっちの方向へ行ってしまってました(笑)。
これからも、何でもサラリと何事も無かったように私達を色んな事で楽しませてくれることを期待しております。ちなみに、これから私達を楽しませてくれるであろう『めがね』の3月15日クランクイン情報も、Invitation2007年3月号『モノの名脇役』に載っておりました。｢応援よろしくお願いいたします！｣とも書かれてました。(勝手に返答)｢えぇ！勿論ですとも！！｣




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