機関車先生/伊集院 静書籍名:機関車先生著者名:伊集院静 感想: この本、読んでいたらテレビから映画のCMが流れて驚いた! えっ、映画化なの?これ、原作じゃない!ありゃ・・・というカンジでした。 島の小さな小学校にやってきた、口のきけない身体の大きな先生。 子どもたちがつけたあだ名は、機関車先生。 口がきけない事は、ハンデでもなんでもない、教師という仕事、子どもたちとのふれあい、島の子どもというだけで、純粋さがあふれていました。 大感激!とかいう類のものではなかったけれど、子育てをしている今、子どもたちにはいい先生に出会って、いろんな事を吸収してほしいと思いました。 島と機関車先生とのつながり、校長先生の人の良さ、子どもたちの元気さ、島の人たちの暮らしぶり・・・。いろんなエピソードがひとつずつあったかくて、伊集院静って、こういう話も書くんだ・・・と思った一冊でした。面白かった。 |