2006/02/18(土)15:41
スノボのはなし
昨日の日記で、スノーボードクロスの事を書いたら
おこた♪さんから、初めて行ったスキーで、
ボードに突っ込まれそうになってから、ボードは嫌い。
というコメントがありました。
結構、こういう経験ある人や言う人っていますねー。
で、私のボードの話を書こうと思いたったわけであります。
私がボードを始めた13年位前はですね、まだそんなにボード人口はいなくて
スキー場に行っても、滑る場所が制限されてたり、ボード禁止だったり
肩身の狭い想いをしておりました。
スキーヤーには邪魔物扱いされて、上手いスキーヤーに意地悪されて。
というわけで、私の仲間たちは、もうキーーーッチリ基礎を叩きこまれました。
止まれないうちは、リフト禁止。
思う方向に行けないうちは、リフト禁止。
ゲレンデの真ん中に座るなんて言語道断だったし、
スキーヤーとぶつからない様、
滑り出すタイミングだって慎重でした。
スキーヤーにぶつかりそうになったら、
必ず謝れとか。
基礎のない、へっぴり腰で滑ろうもんなら、
ゲレンデの上から、怒鳴られました。
なので、しょっぱなの止まる練習はまずは端っこで。
少し滑れるようになったら、ボードはかついで登って滑る。
自分の板を自分でかつがれなくて、ボードやれるか!と激を飛ばされました。
そうやって繰り返し繰り返し練習して、上達したんです。
もう、ボードの翌日はボロボロですよ。この年で部活かっ!!って感じでした。
ところが。
スキーをやってた人って、なまじっか滑られるもんだから、
ボードだってへのかっぱ。教わらなくても平気さ。って人が多々いて
しかも、上から下までとにかく転んでも何しても降りてきたら
滑られるようになる、と言う人もいっぱいいたんです。
で、この代表格に知人のMさんがいます。スキーはプロ級。
ボードも面白そうと、ある日いきなり
基礎も何もできないまま、とにかく降りてきた。
へっぴり腰のひどい姿だったけど、何とか下まで降りてきた。
で、ちょっと滑られるようになると、初心者の人と一緒にやってきて
「教えてやる。まず、頂上から滑ってこい」なんだもん。
ボード人口はどんどん増えると踏み、なんと自分でショップも開いちゃった。
ショップの人ってだいたい、買った人にコーチングするので
ここのショップで買った初心者が、上からどんどん
「キャー」「こわいー」とか言いながら転がって滑ってきたんですね。
で、疲れちゃった・・・・と真ん中で座る、と。
おこた♪さんに突っ込んできた人も、こういう系統ではないか・・・と
ついついきっちりしてるボーダー&自分を擁護しちゃうんだけど。
かっこつけの私は、自分がへっぴり腰のトホホな格好で滑るのが許せず、
ほんと基本体型をガッツリガッツリやりました。
スピード狂でもないので、のんびりキレイに滑る事を楽しんでました。
今は、なかなか行けずにブランクあるけどね~。
ボードの話を書くと止まらないので、まずはこのへんで。
オリンピックでボード競技も注目されてきて
今回は特に新競技が始まり、とってもとっても楽しんでる私。
インタビューでは、大口たたいて感情あらわにする選手も多いけど
ま、楽しんでるのは分かるなぁ・・・・。
あ、やっぱりボーダーを擁護してるよね、私(笑)。