2005/08/12(金)10:32
BOOK BATON
最近いろんな日記の仲間のひとが「バトン」について・・日記を書いているのをみて、ひとごとだと思っていたら、わたしももらいました。
sallylawさんから(ちょっとうれしかったりして)
読書すきなんだけど、最近「文学」的なものからは遠ざかっています。
雑誌も写真や絵をみるばっかりで、「読書」って言葉からは程遠いのです。高校時代図書館3人娘(としちゃん、あっこちゃん、えみちゃん)の勢いをみて自分もがんばっていたのが、懐かしいです。
ちなみに、中学時代は「図書部」の部長である友人と、わたしも図書部に在籍して、本を片付けたりしておりました。
「司書」の資格大学でとれたのに、やっておけばよかったな~って大人になってからしばらくして後悔したものです。
雑誌は大好きだったけど、家にたまるし、お金の無駄?だと思っているので、なるべく立ち読み。
でも、最近おき楽にぺらぺらページをめくりたくて、時にはかっております。なんか・・料理の本とか、子育ての本とか・・・自己啓発にはほど遠いものばっかり。あ~あ。
前置き、めちゃくちゃ長いけれども、本題に。
1 持っている冊数
渡米前にかなりブック・オフで売ってしまったけど・・・家には100冊ぐらいの蔵書?はあるはずです。
2 読みかけの本
「かげまる」矢部美智代 作
夏休みにはいって、帰省したときに、ハンナもたまには日本語の本を読んでもらおうと、本屋で手に取った「小学校中学年の部」の「課題図書」です。63ページの本なのに、まだ表紙をあけてみただけ。本当にとほほです。
3 最後に買った本
何か覚えていないくらい、かっていません。
4 思い入れのある本
「人間失格」 太宰 治
高校1年生の時によんで、ちょっとしたショックを受けた本。それ以来太宰先生の大ファンです。
もうちょっと長生きして、もっともっといろんな作品を残していただきたかったといつも残念に思っています。
「道頓堀川」 宮本 輝
大阪が舞台になっている小説。
彼自身の幼少がいろんな作品で、ちらちらとみえるのですが、大阪の下町の様子とかが本当に鮮明に書かれていて、女性的といってはしかられるかもしれないけれど、細かいところまで描写されているのがとっても好きです。
「午後の死」 森 瑤子
いまや亡き、森先生のご本です。
この主人公の人生はいったいなんだったんだろうと、読み終わってから何度も考えさせられました。数年に一度は手にとってぱらぱらと見てみます。
主人公は「岩城滉一」さんがちょっとしたヒントになっているっていうのですけど。
彼女の作品はどれもこれも、読んでいて、その風景がカラーで脳裏に現れ、その場所のにおいや、人の流れすら見えてしまうようなものが多く。決まった文字数のなかで、とてもすばらしい表現力をもっていらっしゃったのだなといつも感動しつつ、読んでいます。
もっと長生きして、もっとたくさんの作品をこの世に残していただきたかったです。
「花降る午後」 宮本 輝
人間の再生を多く、書かれている宮本作品のなかでもすばらしいと思っています。舞台は神戸なんですけど、読み終わってからも深い感銘があって、これも数年に一度は手にとってまた読んでいます。
「敦煌」「楼蘭」 井上 靖
シルクロードがNHKで放映されて、そんな小説があることを知って、夜な夜なよみすぎて目が悪くなってしまったという小説。
昔の中国奥地(中国だなんて思いませんけど)の激動の時代が克明に描かれています。
自分が生まれる前に書かれていたことにびっくりですけど。
5 バトンを渡す5人
山ちゃん5963 さん(よかったら受け取ってください~)
chako0621jp さん(よかったら受け取ってください~、阪神優勝するといいね)
hiro neo さん(本の虫の中の、本の虫・・・お願いします)
パスタおやま さん(音楽と同じぐらいご本読んでいらっしゃいそう・・)
おうじ@RAJADORA さん(忙しそうだけど・・よかった受け取ってください~)
すいませんが・・・よろしくお願いします。