2007/07/25(水)04:31
ふんだりけったり
横浜にさようならを言って、無事空港につきました。
それからなんだかいろんなことがありました。
実は今回の引っ越しで以前と一番違って困ったことが・・・
NO FOOD ALLOWED
(食べ物一切禁止)
NO LIQUID ALLOWED
(水もの一切禁止)
という運送会社からの規定。
5年前にアメリカに来たときは、だめとはいえ、まだまだゆるい規制で、いろんな食品を引越荷物にいれて持ち込んだ記憶。缶入りもだめで、瓶詰もだめ。
化粧水や香水もあまり思わしくなく、あらゆるお気に入りを人にあげたり、捨てたり・・・
とはいえ、振り返ると、香水はハンナが生まれてからほとんど使っておらず、新たに買ったものも、もらったものも、この5年使っていないことがわかり、「不良債権」を始末するいい機会になりました。
ただし・・・
また買わないと生活できないものに関してはやっぱりロスがひどかったです。
6月に1週間こちらに下見みきました。
その時、大事な「薬膳スープ」を調合したハーブとか、大事な「塩」のかたまりとか、持ってきて友人宅に置いてもらいました。
7月にはいって、いざ引っ越し前、再度いろんなものを始末していたら・・・
お米が5kgとか、大事な「だししょうゆ」とか・・・持っていきたいものが目白押し。
たくさんあった中国茶は未開封のものだけスーツケースに詰めて、あとはご近所に配りました。
とにかく・・・
出発の朝、ホテルでスーツケースを詰めていたら・・・
めちゃめちゃ重たい。
どう考えても30kgを超えているものが4個中、2個。
ここには打算がありました。
エコノミーでいっても、アメリカは一人あたり2つのスーツケースで一つの重量が23kgまで大丈夫です。
我が家は4人ですから・・・概算ではひとり46kgの重さで・・・・
4つのスーツケースは問題なく通してもらえるのでは?と思ったのです。
ただ、ちょっと心配もあったので、箱をひとつ持参しました。
成田のカウンターで・・・
旦那のミラクルカードで、チェックインのプライオリティーはあるものの・・・
29kgのスーツケースを前に、超過料金を払ってください!!
そう、言われてしまいました。
ええ???ふたつのケースで合計ひとり46kgなのに・・・
ダメ?なんですか~?
たぶん、規定通りにしか物事を考えられない人で・・・
このカウンターを選んだことが失敗????????
でも・・・規定をやぶったわたしたちにも問題?
「どうにか通してください!うちには子供がふたりいて、どうしてもコンパクトに移動したいという結果なんです~。」
全く・・・聞く耳もたず。
こんなにNWを使っているのに、こんなことは初めてだし・・・
でも、泣く泣く(マスカラがはがれつつ)、荷物をわけました。
フライトは無事・・・スムースに・・・夜8時過ぎに飛び立ち・・・
無事、シアトル・タコマ空港に到着!
空港には、ちょうど「中華航空」で入国してきた、たくさんの台湾人プラスベトナム人がいました。みんなあまり英語がわからないので、通訳さんがうろうろしています。
時間は普通の人の3倍はかかる。
なぜか・・・わたしたちの前にはそのひとたちの長蛇の列。
入国するのに・・・1時間以上かかってしまいました。
(もちろん、例の両手のひとさしゆびの指紋、顔写真はばっちりとられ・・・)
荷物受取にいきました。
なぜか、成田でわけさせられた荷物のひとつ「箱」がありません。
いろんな人に聞いてみたし、まわりを全部みたけどありません。
旦那がつめたので、何がはいっているかもわかりません。
困りました。
シアトル空港はここで出した荷物を一度税関に通してから、またもういちどコンベイヤーにのっけます。
外の荷物オフィスで聞いてくださいと、係員がいいました。
外の荷物受取で・・・・さがしましたが・・・
やっぱり荷物はありません。
箱だし、だれか持っていってしまったかな~って・・・
旦那がその荷物オフィスにいきました。
空港は混雑していてなかなかもどってきません。
その時、箱をもった笑顔の旦那が歩いてきました。
オフィスで・・・
「あなたは今日一番ラッキーな人だわ。」
といってもらったそうです。
まあ、終わりよければすべてよし・・・・
すっきりしてようやく空港を後にしました。