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今年の冬は、気象庁の予測が大きくはずれて厳冬となった。日本海側に降っている雪の量は半端でない。12月の雪としては記録的な雪で、日本全国20箇所で記録を更新したようである。
今朝、北陸にある実家に「雪見舞い」の電話をした。家は無事なようでホッとしたところである。 関東に生まれ育った人は雪国の冬の辛さをご存知ないと思う。毎朝、家の前の雪かきから始まり、雪の小道を通勤・通学するのは「辛抱」以外の何物でもない。今のようなドカ雪が降ったら屋根の雪下ろしまで必要になる。いつも雪で家が潰されないか心配し続けなくてはならない。 しかし、辛いことばかりでもない。面白いこと、楽しいこともたくさんある。そり、スキー、スノボー、雪合戦といったスポーツや遊びは雪国ならではである。 冬が近づくと、雪国の木々は「化粧」をする。まずは「雪つり」である。雪つりとは、木の枝が雪の重みで折れないように幹に沿って支柱や竹を立て、上から縄で枝を吊る仕組みである。 金沢の兼六園はその美しい日本庭園等で有名だが、この雪つりでも有名である。毎年11月になると、木々の容姿が変わり、情緒あふれる雰囲気に包まれる。以下のサイトに雪つりをした兼六園の写真がある。 兼六園の雪つり1、雪つり2 そして何といっても本当の「化粧」は、そこに雪が積もったときである。木々の枝葉にうっすらと雪が積もった時には「自然のクリスマスツリー」という感じで、何ともいえない風情がある。 しかし、雪の降りすぎはよくない。風情というより単に雪に埋もれた公園になってしまう。よって人々の生活という点でも、街の風情という点でも今のドカ雪は迷惑である。早く寒波が遠ざかってくれることを願うばかりである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 24, 2005 06:27:31 PM
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