カテゴリ:行政書士
今日、某MLを読んでいたら、230億円で会計ソフト「弥生」の会社をを買収したライブドアが、今年の9月に「税理士法人 ライブドア」を設立していたという。これは大変なことである。
1.ライブドアの子会社にM&A実行、斡旋会社の株式会社キャピタリスタがある。 2.宮内亮治取締役が税理士で、財務を仕切っている。 3.日本グローバル証券買収による稼ぎ頭のライブドア証券、イーバンクとの包括的和解。 考察: 1.経営者が欲しい情報、ノウハウがすべて、ライブドアにある。 TKC以上にビッグな存在になります。 税金をあんまり納めなくていい方法、効率的な宣伝や広報の方法、上場手法、M&A、ストックオプション、株式交換、買収とか 「経験者が語る」状態である。 2.当該税理士法人の社員が、ライブドアの役員、社員 (=ストックオプションでボロもうけ)なので、すなわち大資本である。 上場しなくても大資本が投入できるので、 ソフト販売→自家記帳→データ送信→集中会計処理センター→電子申告というダイナミックなビジネスモデルが可能である。 士業は、手形を切らなくていいから倒産云々関係ないからおいしいと思う。 3.行政書士に与える影響は大きい。 税理士は、行政書士となる資格を有するので、六本木ヒルズ内に税理士法人ライブドアと行政書士法人ライブドアを並立させることが可能である。行政書士業界最大手のオー○なんて小さい。 備考:法人化が進むと… 1.行政書士法人には、行政書士会に登録入会しない有資格者も、 そうでない者も、使用人として勤務が可能である。 開業行政書士が、退会して行政書士法人に勤務を希望する例が続出すると単位会、日行連はボロボロになる。→権威がなくなる。→稼いだもん勝ち? 2.法人だと社会保険適用だから、士業者本人、従業員の福利厚生が良くなる。老後が安定する。 いや~、大変だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月11日 20時04分31秒
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