なんちゃってピアニスト日記

2013/02/08(金)12:51

まさにGrooveしたのだった!”Groovin' High"@酔ing

ライブレビュー(366)

小倉のテナーサックス奏者田部俊彦さんと、熊本のサックス奏者仲地数光さんの2冠の2管に(!)、これまた超メジャー級ピアニスト野本秀一さん、若手の田中誠さん(Bs)、亀井俊児さん(Ds)の豪華ユニット”Groovin' High"。ベニー・ゴルソンの「Whisper Not」からスタート。2つのサックスが重厚に響くリフはまさに大人の関係”ウイスパーノット”な世界だった。(どんな世界ダヨ)その後も「Beautiful Love」そして、ユニット名の「Groovin' High」はチャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーのテイクから。そのハゲしく疾走するフレーズにひゃあ~~、興奮!!変わってキャノンボールアダレイのボサノバ「バッド・・・デイ・・ファレ・・ンス・・?」(ウロ覚え)では、都会的なゆらぎ感でクールダウン、心地よく落ち着く。その後も「Four Brothers」など2管用にハーモナイズされ、アレンジされた曲が多く、その独特のアンサンブルの妙を楽しむこともできた。そしてまた、サックス二人のアドリブ回しと、一歩控えめなアドリブと、しかし、しっかりとした存在感のあるピアノのバッキング。それぞれがお互いに、その会話の中で、音のみならず、心の声まで聴きあっているかのようだった。   

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る