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カテゴリ:『野性時代』の読書メモ
角川書店の文芸雑誌・野性時代2月号掲載。
お母さんがガンで入院している4人家族で、 その小さな長男の日常を描いて、 かわいいです。 普通の日常、普通の生活の中に、 SFマインドいっぱいです。 今回はお母さんの視点から描かれています。 ガンで先の心配なお母さんと、 成長がたのしみな子供を、 描くことで、 作品がぴりっとひきしまり、 こどもの好奇心に、 理系のお父さんがサイエンスの知識で答え、 すばらしい作品世界だと思います。 この小説はSFではないと思うのですが、 SFファンというものは、 なんでもSFという範疇にくくりたがるものです、 そんなぼくももちろんSFファンなわけで、 すばらしいSF作品だー、 と思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.07 16:14:26
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