なかなか悟りをひらけません！

ふと目が覚めた静寂の朝。枕元の目覚まし時計を見ると6:00:27。6時セットの目覚まし鳴ってないよな？と思いながら起き上がる。夜中に騒いでいたセイラは爆睡しローラは階下で独りくつろいでいるいつもの朝の風景。

ゴミ出しのために玄関を出たら隣の奥さんがパジャマにカーデガンを羽織った姿で前を通り過ぎました。「おはようございます」と互いにあいさつを交わし、ペットボトルの袋を収集場所に出してから落ち葉掻きをしていたら遠くからけたたましいパトカーのサイレンの音に続いて救急車のサイレンの音。こんな朝からどこぞで事故かしらと思っていたらその音がどんどん近づいてきて、わが家の近くで停まりました。「おいおい、そこで事故かい？」と箒とちりとりを置いて観にいってみたら、ワンボックスカーがひっくり返っていて道向こうで救急隊が誰かを介護している。その脇に隣の奥さんのカーデガン（なにしろコンタクトもメガネもない私の目はほぼ節穴でアバウトにしか見えない）が見えた。

落ち葉掻きを続けていたら奥さんが帰ってきたので「激しい事故ですね」と声をかけたら、「ねえ。すごい大きな音がしたから『あ、こりゃやったな』と思って見に行ったら、女性のドライバーが過呼吸で倒れていたから救急車が来るまで背中を擦ってあげていたの」と。奥さんの行動力にも驚くけど、そんな音がしたこと自体を知らない私。まだ寝ていた妻に告げるも妻もそんな音気づかなかった様子。でもすぐに野次馬根性で出ていった彼女。「周りの皆さん、皆大きな音を聞いたんですって」･･･あたしら夫婦は何かあったら逃げ遅れるバイ（笑）　ちなみに、庭に出しても出ていこうとせずにオロオロしていたローラだけが、その事故の音を聞いていたに違いありません。

あそこの交差点、よく出会い頭事故が起きます。横道（昔は本道でした）から出るのに本道が見えにくいので一か八かツッコむドライバー多くて、それでも本道運転者は絶対的に譲ろうとせずに猛スピードでツッコんで来ます。お互い、思いやり運転に心がけましょうよ。