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カテゴリ:雑感(つぶやき)
先日、忘年会で街に出たら風俗街の真ん中に『熊本しこたまクリニック』という文字を発見して、妻が大騒動。「ひゃああ、これ風俗店やろ。信じられーん! これって絶対熊本だけの名前だよね。『しこたま』は熊本弁だもんね」と。でも、調べたらどうもこの店は全国チェーンの店みたい。それを伝えると「じゃあ、創業者は絶対に熊本県民だよ」と食い下がる。で、検索してみた。
「しこたまはとても多いと言う意味。強調の「しこ(しか)」と「たんまり」が合わさった言葉」とある。元々は九州の方言から来たようだが、今ではどこでも使うみたい。ちなみに、自慰行為の俗語の「シコる」は熊本弁では「カッコつける」と言う意味。「繁る」の意味が本来で、目立って育てる様を「しこっとる」と言います。 大分の墓参りの帰り道に「どおくんなや!」という大きな看板を見つけた妻。「これどう言う意味?」と聞くので、「どおくる」は「ふざける」という意味よと答えると、「なんで? 語源がさっぱり想像出来ん」と食い下がる。「知らんわ!」と突き放すと「だから大分弁は韓国語を覚えるのと同じくらい難しいのよ」とディスられた。帰ってきてから調べてみたが、「道化る」が語源のようだ。これで納得させよう。 南大分の88歳になる叔母の家に寄ったら、叔母が「最近は小さな乳母車みたいのをせってあちこち行くんよ」と言う。彼女は良くわからず聞き流したようだ。「せるって分る?」と聞いたら「セルモーターの『セル』やろ」と答えた。やっぱり。ついこないだの米寿の会の時にも話題になったばかり。「『せる』は『押す』って意味よ」・・・ますます大分弁が異国の言葉に聞こえることだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 14, 2024 08:01:53 AM
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