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2017/01/01
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カテゴリ:2017


      


相棒スペシャルやってましたね!見ましたか?
細かいところが気になるもんで。持ち方が変わってたりするとね。
 

 


アルフヘイムの魔物使いでは、
今年一発目のメンテで、新UR(ウルトラレア)のフェンリルが登場! で、出ちゃった!
  


そして今思い出してもニヤニヤしてしまう、クリスマスの話をちょっと書いておく。

クリスマスイブの夜。
仕事でとあるラジオ局に居た。といっても時刻は28時。
そう、もうとっくにクリスマスの朝になっていた。
オレは会議室のような部屋で席に着き、たぶん始発電車の時間を待っていた。
その会議室は大きくはないのだが、部屋がカーテンで半分に区切られていたので、
ドアから離れたカーテンギリギリの所で、授業中の生徒のように、机にうつ伏せて少し寝た。
 

どのくらい眠ったのだろうか。自分のイビキで目が覚めた。
時々大きなイビキを掻いて目が覚める事があるけれど、その日は小さなイビキだった。
ただ「ぐぅ~・・・ ぐぅ~・・・ ぐぅ~・・・」とテンポの良いイビキだったのを覚えてる。
目が覚めたと言っても脳が起きてるだけで、目は開いてない。
体も感覚が徐々に戻ってきていて、なんとなく「会議室で寝ているんだっけ」と感じる程度。
その時、腰の少し上の背中より下のあたりに温かい感触があるのを感じた。
ふわりとしてて重くなく、なんとなく丸いような、何かが乗ってるみたいだった。
その時、もう1つの感触を感じた。イヤフォンだ。寝る前にラジオを聞きながら寝る習慣があり、
仕事で行ったそのラジオ局の放送をPCのRADICOで聞いていたのだと思いだした。

若い女性が淡々と喋ってる。ふと彼女は笑いだし「実は~私~今幸せな気分なんですぅ~」と言う。
そうか、クリスマスだしきっと恋人とラブラブなんだろうな・・・と思った瞬間。
腰の部分に当たってる何かが、少し肩の方に近付いた。
そして更に上に、そしてまた上に。遂に肩にまで乗ってきた。
オレはすぐに閃いた。この丸くて温かい物体は仔ネコなんだ!と。
なんだか気分が和んだ。朝から寒がりの猫が甘えてスリスリしてきている。
背中がポカポカしてきたが、耳が少しずつ熱くなってきた。
ラジオで喋っている女性が「今幸せな気分」の理由を説明し始めたせいである。

「今放送をしている部屋にカーテンがあるんですけどぉ~、その向こうで誰かが寝ていて~、
 私、今、その人に頭をもたれかかっていて、甘えん坊さんしながら話してるんですぅ~♪」
 

「それオレ!!!!!」と思わず心の中で叫んだ。
どうやら可愛いイビキが聞こえて、男性っぽいので遊び半分でもたれていたらしい。
オレは恥ずかしいけれど、若い女性に甘えられてるとわかって、にやにやする。
確かに仔猫ちゃんだった。のは、良いのだけれど、この状況をどうしようかと悩む。
直ぐに思いついたのは、PCで開いているその放送局の掲示板に書き込むことだった。

「<R3>起きてますよ」 と書きこ込んで、しばらくすると彼女が放送中に読んでくれた。
「あー! リスナーさんからコメントを頂きました~!<R3>さん、おはようございます!
 起きてますよっていうことで・・・ う~ん・・・どういうことかしら?w
 あ、でも、こんな早朝から聞いて頂きありがとうございまーす!」

と、オレが書いたことはもちろん、どういう意味なのかもわからない様子だった。
相手がラジオ中なので、声ではなく文字でメッセージを伝えようと思い、更にコメント書く。

「<R3>とても可愛い声ですね 聞けてよかったです」 と書いてみた
自分的には『”放送”を聞いているのではなく隣で”声”を聞いています』の意味だったのだが、
それは彼女には伝わらなかった。彼女はそれからも楽しそうに、嬉しそうに喋っている。
「クリスマスの朝に一人でラジオやるのは寂しかったけど、今年はとても幸せな気分です!」とか。
そして彼女はしばらくして仕事を終え、カーテンの向こうの扉から出て行った。

オレは温かい仔猫ちゃんが居なくなり、少し寒さを感じてブルッとなった。だから、
「<R3>もうちょっと居てくれてもよかったのにw」 と掲示板に書いて、家に帰ることにした。
後で知ったのだけれど、この<R3>てのは掲示板に書いた三人目のリスナーという意味らしい。
本来ならちゃんと匿名希望とかハンドルネームなどを書いて投稿するそうな。
ラジオで名前を呼ばれると嬉しいものである。寝起き直後だったオレは気付きもしなかった。
そして家に帰って、ベッドを整え・・・ 寝た。

昼頃に起きて、朝書いたコメントに何か返事は無いかと掲示板を開いてみる。
なんか、返信があった。なぜか、いっぱいあった。
どうやらオレが書いた<R3>のコメントが、彼女が寄り添っていた本人では?と、
ラジオを聞いていたリスナー達が気付いてくれたのである。
そして所々に彼女のコメントで「うそ!?」とか「もっと早く気付きたかった!」と書いてある。
「もしこの掲示板を見ていらっしゃれば、私のツイッターに連絡下さい!」とも書いてある。
どんなツイッターなのかと見に行くと、そこでもリスナーと数多くのやり取りをしていた。
「相手の人は間違いなく男性なの?」 「うん!イビキが絶対男だった!」とか、
「なんで放送終わってから声かけなかった!」 「だって寝てるんだもん!」とか、
「<R3>さん!私あなたが気になってどうしようもありません!連絡待ってます!好きです!」とか。
オレは、オレの知らない所で、顔も知らない女性に告白されていた。
でも、オレは・・・ にやにやしていた。

どんな女の子なんだろうと思い、パーソナリティー紹介のページを探す。
そこに彼女は載っていた。大学を卒業して間もない、とても美人の女の子だった。
彼女は、山ナントカ放送の〇〇〇さんというらしいのだが、どうしても思い出せない。
なぜなら、これ全部、夢だからw
とってもリアルな夢だった。行った事ある場所や感触、ぬくもり、全てが現実の様だった。
夢だったのに、彼女はとても良い香りがしたのも覚えている。
はぁ・・・ とても残念です。


最後になったけど、明けまして、おめでとう。





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Last updated  2020/07/29 11:47:55 AM
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