ウルグアイの駄目っぷりに落胆した沈んだ気持ちでこの試合を見た。
イングランド、やるじゃないか! 全然、弱くない。
スタリッジ、ウェルベック、スターリングの若手たちがとても気持ちが良いプレーをする。
交代で入ってきたバークリーもララーナも気の利いたプレーをしていた。ジャック・ウィルシャーはいつもどおり冴えなかったけれど。
イングランドは負けはしたが、以降の試合に希望が持てる内容だったのではないか?
コンビネーションを中心とする戦術面ではまだまだなので、今回はせいぜいグループリーグ突破どまりだろうが、再来年の欧州選手権が楽しみ。
イタリアもよかった。デ・ロッシとピルロのコンビが思いのほか機能していた。デ・ロッシはいくつか軽いプレーもあって、やはりピルロの代わりにはなり得ないけれど、今回のアンカー役として最適任であり、しかもチームとしてよく機能していた。
また、カンドレーバとダルミアンの右サイドが実によく機能していた。相対するベインズは悪くなかったから、いかにあの二人のコンビが良かったかということだと思う。決勝点になったバロテッリにクロスを送ったのはカンドレーバだったが、あの場面以外にも何度も右サイドを蹂躙した。僕の感覚だと今日のMVPはカンドレーバ。途中で交代してしまったけれど(笑)
プランデッリのアズーリは前回の欧州選手権以降、ずっと、素晴らしい攻撃機能を備え続けている。
しかし、プランデッリも勝負師だなと思ったのは、あっさりヴェラッティを代えたこと。リードしたとはいえ、まだ後半10分過ぎにさっさと判断するところはさすが。水色軍団の監督にも見習ってもらいたいところでだ。
イタリアはブッフォンがどうなるか心配だけれど、シリグもそこそこやりそうだし、今回はいいところまで行くのではないかな?
いつもスロースターターのイタリアだが、カードももらっていないし、コンディション調整さえ失敗しなければ、次のコスタリカに勝って、早々に勝ち抜けを決めるのではないだろうか?
D組みは戦前の予想とは異なり、イタリア、イングランドで決まりかな・・・・残念だけれど。
まぁ、ウルグアイがイングランドに勝たないとも限らないけれど。
ウルグアイファンの僕が絶望するような出来だったからね、ウルグアイは。やれやれ。