「スマホ寄席」~文菊・白鳥
午前中、睡眠。ラジオ。「ビバリー」、ゲストに中山秀征。談志師匠のドラマで談志師匠を演じる。そうか、娘の弓子さんと友だちなのか。おかみさんからは、きびしい談志ではなく、軽い談志を望まれたそうだが、ご家族から見た談志像はファンが考えるものとは違うのかもしれないな。ドラマを観るのはファンだけれども。脚本が木皿泉でもあるし、観てみないことにはなんともいえないが、うちの視聴環境では観ることできないのでどうしようもない。また暑くなる。梱包作業。外出。クロネコメール便、3点。ゆうメール、1点。横浜西口。ダイヤモンド。有隣堂、新刊チェックなど。「80年代テレビバラエティ黄金伝説」を少し立ち読み。執筆陣には、九龍ジョー氏やてれびのスキマ氏、馬鹿のラリー遠田など。興味深い記事も多々あるので、これはいずれ買いたい。古本待ちでもいいんだがな。【送料無料】80年代テレビバラエティ黄金伝説価格:1,365円(税込、送料込)ダイソー、買いもの。クイーンズ伊勢丹へ。ここの地下のドラッグストアで「とろけるカフェオレ」が売ってることに最近気がついた。生活必需品。東横線から副都心線。新宿三丁目。横浜で食事を済ませてからいつものベローチェ直行コースのほうが無駄がなくていいのだが、ちょっと飽きたので今日はこちらで食事。日高屋、汁なしラーメン。大盛り無料券を使おうとしたら、期限が切れていた。ベローチェ。電源なしで雑務、1時間弱。レフカダ新宿、「スマホ寄席」。MCは玉袋筋太郎と沢辺りおん。三遊亭たん丈「新寿限無」古今亭文菊・トーク→「あくび指南」休憩三遊亭白鳥・トーク→「トキそば」。前回欠席した坂本りおんは沢辺りおんと改名。事情がさっぱりわからない。レフカダで会をやっている文菊さんの効果か、いつもより、年配の落語ファンが多めのような客席。開口一番は前座ではなく、51歳の二ツ目、たん丈。落語協会の入門者の年齢制限はこのひとがきっかけだったのか。どんなもんかなと思った文菊さんのトークだったが、心配をよそに大いに盛りあがる。円菊師匠のエピソードがすこぶる面白い。理不尽が当たり前という円菊師、黙って掃除をしていると「刑務所か!」「銀行員か!」など、小言のフレーズがいちいち可笑しい。高齢だったから殴ることはせず、「自分で殴れ!」と言ったとか。師匠にいいタイミングで「おはようございます」と言えるようになるまでには2年かかった。理不尽に耐えた文菊さんに、玉さん、「真性マゾですよ!」というセリフ、鶴瓶の「日曜日のそれ」を聴いてたのでこれには笑った。ほか、海老蔵との意外な交友など、ゲイバーのエピソードも傑作。鶴瓶師が「江戸のイケメン」とうまいことを言ったそうだが、文菊さんの落語も、このキャラクターを知ればなるほどと思う。それは臭みでもあるのだが、「江戸のイケメン」という言いかたは、その部分をとても救っているように感じられる。白鳥師は、玉さんと関東高田組当時の旧交を暖める様子が最高だった。このふたりがこんなに仲良しだというイメージもなかったが、考えてみたら不思議ではない。そうだ、僕が白鳥師を初めて知ったのは「たまにはキンゴロー」 で、貧乏で、フィリピン人だらけのボロアパートに住んで、雑草を食べて生活しているひとという認識だった。当時はまだ三遊亭新潟といった。今日はそのあたりのエピソードもふんだんにあり、ひたすら感慨深くなる。尖った芸風で鈴本を出入り禁止になり、真打ちになって解禁されてからは、寄席でウケるスタイルを勉強していったという過程もとても面白い。白鳥師も浅草キッドも尖っていた。観客だってそういうものを求めていた。2時間半ほどで終演。「スマホ寄席」は毎回ハズレなし。【送料無料】菊六改メ古今亭文菊 1::あくび指南/居残り佐平次 [ 古今亭文菊 ]価格:2,038円(税込、送料込)【送料無料】ギンギラ★落語ボーイ [ 三遊亭白鳥 ]価格:1,680円(税込、送料込)ブックオフ。105円本、2冊。山本 七平、高須光聖。雑誌、4冊。「創」、「文藝別冊」、「レコード・コレクターズ」、沖野修也。CD、3枚。松任谷由実、小泉今日子、後藤まりこ。思いがけずやや高額な買いものになったので、1DAYクーポンを使ってしまい、単に聴きたいCDもついでに買う。新宿三丁目から副都心線、東横線。座って帰れる。そうてつローゼン、買いもの。カレーコロッケ。深夜0時半、帰宅。犬の餌付け。牛乳を切らしているというので、再びコンビニまで。ツイッター。日記更新。今日買ったCD、「日本の恋と、ユーミンと。」を。 昨年リリース、3枚組ベスト盤。前に一度、せどりで買ったんだけど、売る前にパソコンに取り込み忘れてしまった。買い直したのは「風立ちぬ」にのったわけではなく、むしろ、“荒井由実”がジブリのイメージに侵食されることに反発して、バブリーな“松任谷由実”を聴きたくなったのだ。山田邦子も清水ミチコも、ものまねのネタにしていたのはバブリーなユーミンだということを今一度考えたい。“荒井由実”から“松任谷由実”になってゆく過程で、なんらかの肥大があるのではないか。それは、ネタになることと表裏一体の魅力だ。【送料無料】 松任谷由実 マツトウヤユミ / 日本の恋と、ユーミンと。 【CD】価格:3,600円(税込、送料込)◇8月5日のツイログ