「林家正蔵一門会」
早めに寝て早起き。空腹で目覚める。少し前に買ったマーガリンをなにげなく棚に横にして置いてしまっていて、あわてて冷蔵庫に入れたがもうだいぶ箱がべたべたになってしまっていた。この暑い時期になにをやってるんだ。虎がぐるぐるまわってバターになったという話はあるが、ただマーガリンが溶けたという話は面白くもなんともないな。寝直し、昼まで。今日は涼しい。ラジオ、「ビバリー」から「たまむすび」。梱包作業。少額ばかりでどんよりしていたところへ、「日本の喜劇人」が3500円で売れてくれた。こんなに値上がりしているのは間違いなく「タモリ論」が売れてるせいで、古本屋としてリアルに恩恵を受けている。外出。クロネコメール便、8点。桜木町。なか卯、衣笠丼。390円。衣笠丼ってどんなやつだっけと、正確に把握しないまま食べたのだが、油揚げを卵とじにしたものだった。肉類は入ってないのか。漬け物がしょっぱくて美味い。そういえば野毛の古本屋をしばらくまわってないと思い、天保堂苅部書店へ。松任谷由実「ルージュの伝言」を200円で。ちぇるる野毛の古本ちかいち、期待せずに寄ったら「その男、凶暴につき」の映画パンフを50円で見つける。横浜にぎわい座、「林家正蔵一門会」。珍しく時間をもてあまし、早めに到着。別の予約したチケットの引き換えを先に済ませる。上階へ、当日券で。やっぱりがらがらで前方の席がとれる。布目英一氏の前説をひさしぶりに聴いた。今回、正蔵師は出てこないのかと思ったら、単に遅れてただけ。にぎわい座のハッピを着て横の扉から登場、布目さんを連れ戻し、再び前説。つる子「元犬」なな子「やかん」はな平「壺算」たこ平「粗忽長屋」まめ平「犬の目」仲入り正蔵「猫と金魚」たけ平「徂徠豆腐」最後に全員並んでごあいさつも。だいぶうとうとしてしまい、イスの背もたれに後頭部を2回ぶつけた。もうちょっと活気がほしい客席ではあったが、がつがつした前のめりなお客が皆無なところは居心地の良さでもある。最初に女性の前座さんがふたり続く。一昨日にぴっかり☆さんを観たときにも感じたが、どうも若さがなく、おばさん感が漂っている。実年齢は知らないけど、たぶんまだ若いんだとは思うが、これはおそらく女性落語家が増えているからそうなるので、ひと昔前の落語界のような男社会であれば、良くも悪くも「女の子」っぽくいられるのだろうという気はする。面白い現象。トリは正蔵師ではなく、たけ平さんが務めた。たけ平さんの口調にはとても力強さがあって、スケールの大きさを感じる高座。近い将来、間違いなく若手の中心のひとりになっていくはず。はな平さんの「壺算」も、茫洋としたとぼけた味わいで可笑しかった。このふたりがこの一門をひっぱっていくのは時間の問題だ。出演したほかにもうひとり、新弟子も最後に紹介された。7人という大所帯。正蔵一門はもっと注目されていい。【送料無料】よみがえる歌声 [ 林家たけ平 ]価格:2,940円(税込、送料込)ランドマークプラザを通って、みなとみらい。サンマルクカフェ。電源利用で雑務、2時間ほど。ひと駅手前下車。西友、買いもの。夜風に獣の匂い。大きな白い犬を2頭連れて散歩をする小柄なおばさんに再び出くわした。深夜0時過ぎ、帰宅。犬の餌付け。ツイッター、日記更新。今日は本牧の盆踊り大会に横山剣さんが登場したようで、気になっていたのだが、ツイッターで検索してみたら、動画をたくさんアップしているひとが見つかった。なんとも便利な時代なり。ラジオ。志ら乃さんの「サブカル天国」。ゲストが春吾さんで先日のレフカダの話。あのときにしていたぼた餅を餅菓子に変えた話は、経過を知らなくても目からウロコだった。新作のタイトルは「もくもく」に決定。「うじうじ」の年に「もくもく」というのもなかなか良い気がする。続けて、「東京ポッド許可局」も。金曜深夜のラジオの充実ぶり。深夜、ツイッターからDMで演劇のお誘い。ウソみたいだが、ちょうど今日、帰り道にこのひとの書くコントがどういうわけか気になっていた。虫の知らせ、っていうのは悪いときに使う言葉だったかな。これは良い知らせ。ふたつ返事で予約する。◇8月2日のツイログ