2004~2013

2007/07/15(日)14:31

談春四季の会「春」

落語会・演芸会(338)

休日。 午前中、睡眠。気力ダウン。 夕方、横浜へ。 東口から徒歩でみなとみらいへ。 横浜美術館へ行くつもりだったが、せわしないのでやめにする。家を出るのが遅すぎた。 ランドマークプラザを抜けて桜木町へ。時間が中途半端。 ぴおシティ地下、喫茶「花壇」で時間つなぎ。カフェオーレ。だが、土曜日で閉店時間が早いことに気が付いていなかった。あまりくつろげず。失敗。 横浜にぎわい座、談春四季の会「春」。 新シリーズ、1回目。 2階席にも客がちらほら。にぎわい座で2階まで入ることはそんなにあるわけではないだろう。今の談春師の勢いか。 年配のお客、それも玄人な客が多い雰囲気。これは雰囲気でわかる。 最前列に堀井憲一郎。 前座なし。いきなり談春師。 マクラ。先日の談志「不完全落語会」での「青龍刀権次」は、談春師の「九州吹き戻し」に触発されて悔しくて創ったものだとはちょっといい話。 昨年暮れに米朝に会った際、「おぉー、そうかぁ。『九州吹き戻し』かぁ。どんな噺?」と、知らないふりされたというのも傑作。 「九州吹き戻し」。CD用の録音をするとかで、出るところからやり直す。三味線の師匠、緊張してとちるのはご愛敬。 この噺、僕は初めて聴く。1時間もの大作。集中力が保たず、すーっと気持ちが離れてしまうこともたびたび。中盤、うとうとする。談春師も、数回、噺を止める。演る側も観る側も体力が要るのだ。 ‐仲入り‐ 「紺屋高尾」。こちらは余裕たっぷり。緩急自在。さすが。 最後に「九州吹き戻し」の反省。「思ったことが口を伝わって出てこないなんてゆう落語がこの世に存在すると思ってなかったんですよ」。この噺の手強さ、離れては戻ってくる観客の空気、自己分析が完璧。とても冷静に見ている。 終演後、ロビー。20周年記念パンフ、購入。談春師にサインを頂く。「ごめんね。ありがとう、また来てください」だって。これはもう、うとうとしていた奴だと気が付いての言葉としか思えないではないか。恐るべし、談春師匠。もちろん、また来ます! Hさんも来ていたので一緒に食事。 若葉町。タイ料理店「シャム」、春雨焼きソバ、焼き豚スライス焼き、カエルの辛口炒め、ココナッツジュース。どれもこれもクセのある味。 深夜0時過ぎ、帰宅。 テレビ。「誰でもピカソ」、氷川きよし、押尾コータロー、国本武春。 押尾コータローのテクニックの凄さも去ることながら、B.B.キングから長淵剛までと共演する振り幅、さらにはこんな番組で演芸チックに芸を披露する軽さに好感。 この番組には数度目の登場の国本武春、今回は存分に魅力を発揮。押尾が居るぶん、3枚目の位置に撤したゆえの好結果。押尾の1人メンバー紹介みたいなネタ、武春もできるだろうに。

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