2005/10/08(土)01:11
「武春たっぷり弾き語りのすべて」
バイト。
昼食。まぐろ市場、まぐろ丼。ベローチェ。
S社営業Mさん、担当を変わることになったあいさつに、仕事でもないのにわざわざいらした。案の定、とても素っ気ない対応になってしまって自己嫌悪。きっと、残念がらせてしまったに違いない。今後、会うこともないので、修正もきかない。
このように放置されてしまう人間関係は、ひとつひとつは些細なものでも、過去を振り返れば山ほどあるわけで、ふとしたはずみでそれらを思い出すとまったく気が狂いそうになる。
なので、今、気が狂いそうになった。
まだ、気が狂ってはいないと思う。
桜木町へ。
横浜にぎわい座、「武春たっぷり弾き語りのすべて」。
客席、1階席も埋まらず。落語ブームではあるが、浪曲には関係ないようで。
2時間、休憩なし。出演は国本武春のみ。
洋服姿。三味線とリズムボックスで。
「アジアの祈り」、「ハンバーガーKid's」。歌唱指導がしつこく感じてしまう。“ロック三味線”とは言うものの、浪曲ファンとも音楽ファンとも違う客層を相手にしている難しさ。ゆとり教育と同じ問題を孕んでいる。
ラストフロンティアとの曲から「ティアーズ・オブ・ザ・サン」。
世界各国の音楽を三味線で実演。ブルース、カントリー、沖縄、フラメンコ、など。これは演芸として傑作。
「堪忍ブギ」。コールアンドレスポンスを強要。これもくどい。
「巌流島うた絵巻」。歌謡浪曲と呼べば良いのだろうか、10分以上もの大作。
「瞼の母」。ここで掛け声指導、念入りに。ホワイトボードがふたつ出てきて、掛け声の言葉が書かれた札がずらっと並んでいる。ひとつひとつを詳しく解説。すべて説明し終えたら、自分の録音を流して、観客はどのような表情で観るべきかを実演。ここまでくると、馬鹿馬鹿しい。
「松山鏡」。まるで子供番組のお兄さん。「にほんごであそぼ」に出るべき。
アンコール「ええじゃないか」。「落語のピン」エンディング曲でおなじみ。これはもっとポピュラーになり得る曲だと思う。
なか卯、釜たまうどん。
みなとみらいを歩いて、横浜東口へ。
中沢新一「リアルであること」、読了。
文章は平易だが、内容はけして易しくないので、すらすら読んでは理解できずに戻って読み直すこともたびたび。
雨。ずぶ濡れ。
帰宅。
テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、渡辺正行。11年ぶりとは意外。
渡辺正行プロデュースの舞台のポスター、出演者にインリン・オブ・ジョイトイと町田マリーの名が!