2004~2013

2007/07/17(火)01:43

「クラクラ寄席」

落語会・演芸会(338)

休日。 午前中、睡眠。 なかなか、頭がしゃきっとしない。 星新一「ありふれた手法」、読了。カット、和田誠。新潮文庫。 久しぶりに星新一を読んだ。ワンアンドオンリー。そろそろ再評価されてもいいころ。 あとがきで、アイデアをどう得るかについて書いていて、とても興味深い。 夕方、新宿へ。 ゴールデン街クラクラ、「クラクラ寄席」。 主催者のかたがうちの落語会に来てくださったので、では、こちらもと、お礼のつもりで。こしらさんの独演会でもあることだし。 ドンキホーテ前で、Hさんと待ち合わせてから会場へ。 ゴールデン街に足を踏み入れるのは初めて。 17時開演。間に合うかどうかぎりぎりだったが、予約客がそろってからの開演。親切。 会場はものすごく狭い。20名で超満員。Nさんも来ていた。 立命亭八戒「幇間腹」。素人のかたが前座で。メガネかけて太った中年男性。慣れてる感じ。 立川こしら。マクラ、落語家になった経緯。「ガンダム」に関わりたくて落語家になった。落語家になるまで一度も落語を聴いたことがない。師匠の顔も知らずに入門、楽屋で誰が自分の師匠かわからず、弟弟子に訊く。凄い。さすが、異端のなかの異端。 主催側からのリクエストがあったようで、“ガンダム落語”の「時ザク」。無論、「時そば」のパロディ。日本の古典芸能とジャパニメーションの融合。いっそ、フランス語に翻訳して輸出してはどうか。フランスにはオタクが多いからウケると思うが。なにせ、シラク大統領だし。 ‐仲入り‐ 立川こしら、二席目。落語を知らない。落語界での交友関係がない。土橋亭里う馬に怒られる。立川流新年会ではミッキー亭一門のふりをする。さすが、異端のなかの異端。 「青菜」。季節の噺をする慣習には囚われず。よく“落語を壊す”という言い方をするひとが居るが、これは勘違いだ。壊すのは誰にでもできることで、壊さない範囲で挑戦をしているからこそ面白いのだ。 終演。打ち上げ準備のため、一旦、外に出される。ものすごく寒い。太った野良猫がうろうろ。 打ち上げ。期せずして、こしらさんの隣りの席になる。 こしらさんとはずいぶん前からお知り合いだが、ほとんど喋ったことがなく、その機会もあまりなかった。 今日だけで、だいぶ距離が縮まった気がする。ありがたい話も頂く。来て良かった。 「らくBさんて誰ですか?」って、弟弟子も知らないのにはびっくり。完璧すぎます。 帰宅。 記憶なし。

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