|
テーマ:最近観た映画。(38850)
カテゴリ:外国映画
日本の皆さん、明けましておめでとうございます。
今年からはもう、こんなつまらない日記は読まなくていいです。 こんなものを読んでいるひまがあったら、ボランティア活動でもしていただいたほうがよっぽど世間のためになりますし、御家族もお喜びになると思います。 もっと時間を大事にするべきです。 後悔するのは自分なのですから。 と言うわけで、昨日の続き。 ライブ後、平沼方面へ。 ガスト、かき揚げ温うどん、小照り焼きチキン丼。 2時過ぎからだんだん若者で混み始める。 3時過ぎ、横浜駅でKさんと別れる。 電車は走っていても本数が少なく、こんな時間でも座れないほどのひと。 近所の神社で軽く初詣で。ここにも若い連中がたむろっている。 夜明け前、帰宅。 午前中、睡眠。 日記更新。 夕方、横浜へ。 昨日と同じく、東口から歩いて新高島へ。 109シネマズMM横浜。まず、チケットを購入。 時間がだいぶある。 バーミヤン、上海風蟹入り天津飯。 2時間半、読書など。 藤原正彦「数学者の休憩時間」、読了。新潮文庫。 数学の論理と世の中の論理とが、なじまないものだとはあまり考えたことがなかった。 数学の勉強が論理的思考の育成に役立つかは疑わしく、それよりも、感覚や情緒を磨くためにあるべきとは大いに納得。 映画館へ戻る。 ピーター・ジャクソン監督「キング・コング」。 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作は未見なので、ピーター・ジャクソン作品は初体験。 旧「キングコング」も未見。 舞台はオリジナルと同じく、1933年のニューヨーク。この辺の格調の高さはなかなかに好ましいものがある。 もっとも、スカル・アイランドに行ってしまえば時代なんか関係ないのだが。 映画が始まって1時間ほどしてようやくキング・コングが登場。 コングに捕われたナオミ・ワッツが、踊ったりジャグリングをやったりしてコングの気を引こうとするシーンが素晴らしい。簡単に言えば、昔話の「こぶとりじいさん」にも通ずる、“芸は身を助ける”という話ではないか。 このスカル・アイランドのシーンはとにかくやりたい放題。 まぁ、原住民たちの怖いことったら。 恐竜たちも大迫力だったが、それ以上に虫たちが気持ち悪い。あんなよくわからない生き物に食べられる死に方だけは絶対に厭だ。 ニューヨークに戻ってからはまた格調高く美しい。スカル・アイランド部分はB級映画で、ニューヨーク部分は王道。ひとつの映画のなかで、ふたつの映画を楽しめるような。 ジャック・ブラックの役どころ、ピーター・ジャクソン自身を思わせる純粋な映画監督が、康芳夫を思わせる胡散臭い興行師になってしまうところはかなり魅力。美女と野獣のロマンスの影にある、この男の業の深さ。 上映時間、3時間8分。最終的には満足したのだが、ちょっと退屈する場面もしばしば。せめて2時間くらいにしてくれたら、ぐっと濃密になると思うのだがな。 深夜0時半、帰宅。 500円DVD、旧「キングコング」を観る。 なるほど、これをあのようにアレンジしたとわかれば、ピーター・ジャクソン、お見事。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[外国映画] カテゴリの最新記事
|