2004~2013

2007/10/13(土)19:08

山寺宏一/岸部シロー

ものまね(15)

朝、小雨。 バイト。 昼食。まぐろ市場、さんま炙り丼。 帰宅。 テレビ、あれこれ。 ◆「ものまねバトル大賞」。 はなわの桑田佳佑と、有吉弘行の倖田來未との対戦を、“色モノ対決”としているところにこの番組のスタンスが表れている。いわゆる本格派のものまねが一方にあり、それに比べて相対的に“色モノ”であるということ。 フジテレビ「ものまね紅白」に違和感があるのはおそらくこのあたりで、もはや、あの番組では「ものまね」は中央にないのだ。番組全体がなし崩し的に“色モノ”化されていってしまっている。 山寺宏一、スティーヴィー・ワンダー。ついにトリかと思ったら、MVPまで! 全楽器をボイスパーカッションで表現。かつて、ケント・フリックや、石黒ツトムがやっていたような芸は、今や、そのような資質のひとは、AFRAに代表されるヒューマンビートボクサーのようなかたちでしか出現しなくなるのではないか、と危惧していたが、山寺宏一がそれを“ものまね”のカテゴリーに引き戻してくれることになるかもしれない。声優がものまね芸をするということ。そこにもまだまだ可能性を感じる。 ◆「踊る踊る踊る!さんま御殿!!」、2時間半スペシャル。 1部、経済格差トークバトル。 デューク更家。弟子たちを30人ぐらいひきつれ、ひと晩で250万円使うという話に、「へへへへへ」と笑う岸部シロー。「そんなことはもう、言うたらいかん。250万ちゅうお金はね、もう今、大変ですよ。それだけあったら僕はもう、ほんと、今年もう、なにもしませんよ。いや、ほんまに。」 Dr.コパ。3000万円で競り落とそうとしていた馬が4億9000万円まで値があがってしまい、手を挙げられなかった。「俺、向こう(貧乏側の席)行きたい」と言うコパに、「認められません」と岸部シロー。さんま「馬を買ったつもりで岸部さんに3000万あげていただけないでしょうかね。」 岸部「問題はすぐ解決するやないの。」 2部、力士とアイドル。 普段、相撲に興味がないものにとっては、時津川部屋のような事件があるとイメージがそこへ流れてしまいがちなのだが、いやー、当たり前だけれども、ちゃんとした力士はいっぱいいるじゃないか。 ニュースに比べれば、影響力ははるかに低いだろうけど、それなりに有意義な放送だったと思う。これからの相撲界は、もっとオープンになるしか手がないような気がする。 憧れの女性を訊かれて、雅山関「メロンパンナちゃんですね。」「お姉さんがいるんですよね。すごい、お姉さん思いなんですよ。」 3部、人気番組大集合。 テリー伊藤とさんまの顔合わせは新鮮だったが、特に見どころはなし。 途中、巨人優勝の速報が。画面隅に中継が映る状態が数分。ここでようやく気がついたが、なんと、巨人の優勝がかかった試合が、テレビでは完全中継されていなかったのだ。 ◆「爆笑問題のニッポンの教養」。今月から、隔週から毎週に。 分子生物学・福岡伸一。話題の著書「生物と無生物のあいだ」が番組内で紹介されることはないだろうと思っていたのだが、本は画面にしっかりと映った。タイトルが発音されたり、表記されたりしなければ良いのか。NHKの変なルール。 太田「お前と俺の関係もつねに違ってるよね。学生時代はもうちょっと仲良かった。それが、こうなってる。そうすると、あのころ…、ウーチャカって呼んでたんですよ、僕、こいつのこと。仲良くてねー。こいつは、『ひかりー』なんつって。『ひかりちゃん』なんつってたんですね。『ウーチャカ、一緒に、旅行行かない?』なんて俺が言うときがあった。」 田中「気持ち悪いねぇ。」 太田「気持ち悪い? だけど、そういう俺が、お前はあのころ好きだった。」 田中「まぁ、そうだろうねぇ。仲いいんだもんな。」 太田「キスまでした。」 田中「してねぇよ!」 太田「そうすると、だけど、今の俺にはそれがないよね。そうすっと、お前にとって、あるいは俺にとってもそうだけど、あのときの太田光って、もう死んだんだよ。そう思わない? もう二度と会えないんだよ。あの性格の、あの俺に。それって死んだも一緒だろ?」

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