2008/01/24(木)09:19
「ETV特集」~日本のSF作家
バイト。
星新一特集の「小説新潮」を買いたかったが、当店では売り切れ。取り寄せてまで買う気はしない。がっかり。
昼食。肉屋の正直な食堂、若鶏のスタミナ焼き。
「TV Bros.」、購入。
「笑う超人 立川談志×太田光」DVD評、川野将一。
太田が選んだ演目「黄金餅」「らくだ」を指して、「落語にそれほど詳しい人間でなくとも、それらがとくに人気の高い演目でないことは分かる。」
むむむ? まぁ、詳しくないひとにとっては人気が高くないとも言えなくもない?
帰宅。
テレビ。「ETV特集」、「21世紀を夢見た日々~日本SFの50年~」。司会、小山薫堂、栗山千明。
SFには疎いのでそんなに細かい観方はできないのだが、まだどうなるかわからない未知のジャンルに若い才能が集う物語としては非常にわくわくする。知る範囲では、トキワ荘のひとたちとも共通するムードがある。
小松左京「あのころね、やっぱりね、まだね、その、物書きの仲間でもね、SFなんて書くのはね、まともじゃないと思われたんですよ。」
石川喬司「SFをやってますと自己紹介すると、変な顔してですね、『へー、そういうご趣味がおありですか。』と言うんですね。これは明らかにSMと間違えてたんですね。そういう時代ですから。えー、まぁあの、なんかわくわくするような楽しみと、それから、既成の文壇は、まったくその、子どもが夢中になるようなものをおとながなんだというふうな、あたまから相手にしてくれないような感じがあって。」
筒井康隆「SFというジャンルは勃興したばっかりで、ほかに誰もSFというものを、読むひとも少なければ、書くひともいなかった。自然とみんなが集まって、まぁ、自分はこれからなにをしていったらいいのかということを、お互いに探り合ってたんだと思います。それで、仲が良くって、そしてそのために、SF作家はメダカの群れだなんていう悪口を言われたんですけれども。これはどんな芸術ジャンルでも、それが勃興するときは、新しく出てきたひとたちはみんな集まって、議論をしたはずだと思います。」
Mixi。
肉屋の正直な食堂について。