2008/12/06(土)00:57
「M-1」決勝進出者予想
毎年恒例、「M-1」決勝進出者予想。
土日に準決勝があるので、この項を先に書いておきます。
66組から、8組へ。
オリエンタルラジオ
エルシャラカーニ
キングコング
ザ・パンチ
チーモンチョーチュウ
ナイツ
プラスマイナス
笑い飯
とまぁ、こんなふうに選んでみたものの、なにしろ、去年は2組しか当ててないからまったく自信がない。
だから、これは予想というよりも、この8組でどうでしょうかという提案みたいなものだと思ってください。
まず、絶対に選ばなければならないのはナイツ。優勝候補筆頭。ここを落とすようなら、「M-1」は廃止したほうが良い。
つぎに、キングコング。キングコングは去年に優勝していれば良かったと思っているくらいで、昨日観たかぎりでも、じつに若々しくもすがすがしい漫才をやっている。
今年のモードというべきか、「爆笑レッドカーペット」などで活躍し、すでに一定の知名度を得ている漫才師が多数いるのだが、ナイツは別として、そのなかから選ぶとしたらザ・パンチはどうだろうか。
いや、目立ちかたからいったらオードリーのほうが上かもしれないが、オードリーの漫才は、漫才のルールを破ることで成立している奇形の漫才であるから外そう。
笑い飯なんかはその奇形の最たるものだが、ここはまぁ、ある種のパイオニアだからかまわない。
そして、やはり、「M-1」の最大の醍醐味は知られざる猛者の発見であろう。エルシャラカーニ、チーモンチョーチュウ、プラスマイナスというまだまだ無名の3組でどうか。特に、「お笑いセメントマッチ」メンバーのエルシャラカーニが準決勝に残っていることは非常に喜ばしい。是非、広く知られていただきたい。
その他、コントのひとたちは、もう、「キングオブコント」があるからそちらで評価してもらえばいいんじゃないか。「M-1」は純然たる漫才師の大会になるべきでしょう。
さて、ここまで7組はすいすいと決まったが、最後のひと組で迷った。全体のバランスからすると、華がなさすぎるかと思うので、オリエンタルラジオを加えておこう。
しかし、本当のことをいうと、今年は、ロケット団に期待していたのだ。
ナイツが優勝するかと見せかけて、去年のサンドウィッチマン同様に、誰も知らないロケット団が敗者復活で勝ちあがって世間の度肝を抜いて優勝するなんていう夢のシナリオを思い描いていたのだが、敗者復活どころか、準決勝にさえ進出できなかったので失望した。もちろん、失望したのはロケット団に対してではなく、ロケット団を落とした予選の審査員たちにである。
いや、今からでも遅くない。なんとか、ロケット団をこっそり準決勝に混ぜてもらえないだろうか。