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テーマ:★地上デジタル★(31)
カテゴリ:新聞
朝日朝刊。
テレビ欄が激変していてびっくり! ついに、チャンネルの並び順が、デジタルのチャンネル順になってしまった。 NHK総合、NHK教育、日本テレビまではそのままだが、そこから先は大胆にシャッフルされている。テレビ朝日が5チャンネルになったため、日テレとTBSのあいだに割り込み、テレビ東京が7チャンネルになって、8チャンネルのフジテレビをいちばん端へ追いやった。 探したい番組のところへ、すっと視線が落ちない。一旦、縦軸でテレビ局を確認してから降りていかないとわからず、視線が横へうまく滑らないのが、なんとも気持ち悪い。 この違和感は、ちょうど、旅先で新聞を見る感覚に似ている。旅先にはその土地のテレビ局があり、その土地のチャンネル順がある。いつも観ている番組が、その土地ではやってないこともある。 つまり、われわれは今、旅をする気もないのに、強制的に、知らない土地へと連れて行かれ始めているのだ。いや、これは旅なんて悠長なものではない。何故なら、われわれは二度ともとの場所へは帰してもらえない。これはもう、旅どころか、国家ぐるみの拉致にあったような話ではないか。 われわれをひとり残らず連れ去ろうとするやつの影は、すぐそこまで伸びている。迫りくる地デジの影。 地デジのCMには、草なぎ剛が呑気に出演しているが、しかし、「なぎ」という字も変換できないような男に、はたして、デジタルなものを普及させるちからがあるだろうか、はなはだ疑問である。 要するに、この調子では、2011年までに完全移行なんてことはできるはずもなく、2年後には、テレビはメディアの王座から外れるということでしょう。テレビ所有率は激減し、いっそ、すべての番組の視聴率はひとケタ台になるのではないかと期待する。 さらに、それとは関係があるのか、ラジオ欄にも変化。なんと、周波数の記載が消えている! これはなにかの嫌がらせか。ラジオを聴くときに確実に困るじゃないか。読者になんの相談もなくそんなことをするのならば、新聞も放送業界とともに心中すれば良い。 将来的には通信業界のひとり勝ち。それはそれで胸クソ悪い未来が、すぐそこまで来ている。 午後、横浜西口へ。 エクセルホテル東急、1階、カクテルラウンジ。 母とともに、父の友人のFさんと会う。一周忌のときの約束。 某有名テレビ番組制作会社のかたで、テレビ黎明期の話、テレビ論など、興味深い話をたっぷりと聞かせてもらったのだが、母親が無知だからなんにも噛み合わない。 その噛み合わなさに入っていけず、僕はその横でただ聴いてるのみ。ある種の“しゃべれない病”で、ちょくちょくそんな状態に陥ることがある。まったく困った癖だ。 約3時間半。おかわり自由のアイスコーヒーを3杯飲んで、すっかり気持ち悪くなる。 その後、別行動。 ダイヤモンド。 有隣堂。 「en-taxi」、購入。 坪内祐三・対談3連発、リリー・フランキー、菊地成孔、湯浅学。 僕らの世代ならば懐かしい、あの、「たんば」というボードゲームのプランナーが湯浅学だったとは! これはとても面白い事実だ。丹波哲郎のバラエティ番組での露出、映画「大霊界」など、そのあたりの前後関係も気になる。 ひと駅手前、下車。 松屋、キムカル丼。 帰宅。 特になし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月03日 05時49分59秒
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