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カテゴリ:テレビ その他
今日もバイトに入れず。
昼、関内へ。 Hさんが横浜へ来ているというので、会いに行く。 馬車道。 ディスクユニオン前で合流。 日本大通り。 僕の希望で、放送ライブラリーにつきあってもらう。 夏休みだからさすがに混雑していて、ハードディスクのものならば待たずに出せるというので、そのなかから選ぶ。 ◆まず、「コント55号!裏番組をブッ飛ばせ!!」を。1969年7月27日放送。50分。 コント55号の良い時代の映像が残っていないとは、小林信彦がことあるごとに嘆いているが、この時代はどうなのだろう。コントをやっているわけではないけれども、ぎりぎり、良い時代のかけらぐらいは残ってるんじゃないだろうか。少なくとも、萩本欽一というひとが、キャーキャーと黄色い声が飛んでくるようなひとだったということがわかるだけでも面白い。 今、世間では裁判員裁判が話題だが、この番組では「チンペイの大学院大学」というコーナーが。黒メガネの野末陳平が、当時のアイドル歌手を相手にデートの手ほどきをするのだが、これがもう、セクハラまがいでとてもいかがわしい。世が世なら、確実にイジリー岡田の仕事だ。 続いて、唄子啓助の一座による股旅モノのコント。これはまぁ、そんなにたいして面白くない。 最後にはあの、悪名高き野球拳だ。いつもは二郎さんがやっているんだけれども、たまには欽ちゃんも、という、そういう回だった。相手は岡田可愛。いやぁ、これがけっこう、岡田可愛がジャンケンに負けるとわくわくする。こんな場で観てもそうなのだから、当時はさぞかしというやつだろう。 脱いだ衣服は会場の観覧者にセリにかけ、売ったお金は交通遺児のための寄付にされる。バックにひな段状に客を入れているのだが、いかにも善男善女という雰囲気で、子どもも混じっているのはおおらかな時代というべきか。競り落としたひとは、皆、妻やら恋人やらにプレゼントするとかいうひとばかりで、例外なく使用目的で買っているのは今とは大きく違うところだ。芸能人の持ち物に付加価値がつくことは、この時代にはなかったことなのだろうか。今以上に、はるかに芸能人がスターだった時代に、これはなんだか不思議だった。 ◆もう1本、「妻と夫の実年時代 縁は異なもの味なもの ジェームス三木夫妻の意識改革」。1990年3月18日放送。30分。 まったく観る必要はないのだけれども、妙に、ジェームス三木に惹かれてしまった。妻の山下典子が司会をする番組で、そこに、ジェームス三木がゲストで招かれたかたち。のちの「仮面夫婦」騒動を知っていると、可笑しくて可笑しくて。 上階では、「ATOM展」という展覧会。 手塚治虫生誕80周年記念の企画展。無料なのでついでに寄ってみたのだが、無料のわりには充実の内容だった。おもに、「鉄腕アトム」の原画、セル画が展示されている。パルコだったら、これだけで500円は獲るよ。非常に良心的。 中華街へ。 まるた小屋、チャーシューネギラーメン、水餃子。 安くて美味い! 良い店。 関内駅から根岸線。 横浜駅で、Hさんと別れる。 帰宅。 ラジオ。 「アクセス」を聴いていたら、大原麗子の訃報が。 夜、メール。 後輩Oからの報告にショック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年08月11日 23時44分03秒
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