2004~2013

2009/09/07(月)06:28

「開国博Y150」ヒルサイドエリア~後編

イベント その他(47)

前項からの続き。 「開国博Y150」ヒルサイドエリア。 すっかり、日は暮れる。 「風の広場」ステージへ。 18時半から、遠峰あこのライブ。 野毛大道芸、寿町フリーコンサートに続いて、今年3回目の遠峰あこ。寿町のあとに遠峰あこのホームページを見ていたら、たまたま、今日、ここに出ることを知った。 「開国博Y150」のホームページには、このステージの出演者名はなにも書いていない。今日も、入り口の案内には「アコーディオン民謡」と書いてあるだけだった。 前のほうにはなじみのお客らしきひとが数人、缶ビール飲みながら陣取っていたが、あとは通りすがりのおばちゃんグループとかがぱらぱらと。来場者自体もそんなに多くないのに、そこからさらに席に着くとなると難しい。 過去2回観たときはバンドを引き連れての演奏だったが、今日は遠峰あこひとりだけ。アコーディオンと歌だけってのもいいもんだけれども、お客が少ないとちょいと寂しい。バンドで派手にやってれば、放っておいても客は集まってくるのになぁ。と、少しばかり歯がゆい気持ちになる。おばちゃんグループは途中で席を立ってしまった。 19時に、再び「みはらし広場」へ。 丘を昇ると、バッタの前にはイスが並べられ、客席ができあがっていた。 さっきまでライブをやっていた遠峰あこも、アコーディオンを抱えたままのすがたで現れ、一般客と同じく席に着いた。 「バッタが巨大だったころ」という特別ショー。巨大バッタ復活の儀が行われる。 どんなものかまったく知らずに観たのだけれども、そこで展開されたのは小劇場の演劇の世界だった。あとでホームページで確認してみたら、これを演じるのは劇団唐ゼミ☆のメンバーだ。 うーむ、ほかの催しに満ちている小市民的な善意のなかでは、このショーだけが異質に思えるが…。 バッタについての歴史的な文献が朗読される。 かつての地球は巨大バッタがのし歩く世界だったが、人類により絶滅させられてしまった。というようなストーリー。 バッタが徐々にしぼんでいく。このまま、滅びてしまうのか? 大人数が登場して、復活を願う踊りが始まる。 たねまるのバッタモンみたいなのが出てくるが、バッタとかけたシャレ? かどうかは特に説明なし。まぁ、このショー全体がバッタモンみたいなものだけれども。 後方から女王みたいなのが現れて歌い出す。復活の儀、いよいよクライマックスか。 バッタの触覚が、再び、ぴんと伸びる。バッタ、復活! バッタがしゃべり出した。けっこう低い声だぞ。 要するにこれは、「元気が出るテレビ」の「大仏魂」だよな。口元が光っているのは、しゃべっているというしるしだ。 30分ほどで終演。いやぁ、しかし、悪ノリが過ぎるよねぇ。 ナイトズーラシアをあきらめてこっちを選んだのは、はたして正解だったかどうか。 このあと、遠峰あこの2回目のステージがあったが、それは待たずに退場する。 帰りも無料シャトルバス。 混雑していたので、1本見送って15分待ち。場内から、遠峰あこが歌う崎陽軒のCMソングがかすかに聴こえてきた。どうせ待つのなら、2回目も観ていけば良かったかも。 鶴ヶ峰。 夢庵、名古屋コーチンの親子丼膳。 帰宅。 特になし。

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