|
カテゴリ:ラジオ
朝日朝刊、神奈川版。
「松坂屋本館、解体へ」の記事。 Jフロントリテイリングが横浜松坂屋本館の解体を決めた。歴史的建造物の認定を解除、市からの助成金も全額返還だって。 実業家が市長になるとこういうことになってしまうのだろうか。 午後、新横浜へ。 バイト。 横浜アリーナ、Pフュームのライブ。 開演前は場外で入場整理。公演中はほぼ待機なのだが、休憩の交代役で、40分だけ場内に入れた。その40分中、20分はMCだったのが驚き。 終演後、出待ちの警備。雨が降り始めてカッパ着用。しかし、出待ちがひとりも現れない。J事務所のときなんかは大変なことになるんだけど、なんだろう、お客の性質ってものがあるんだな。 7時間で終了。スーツの現場は肉体的には楽で良い。 いとうせいこう「ボタニカル・ライフ」、読了。新潮文庫。 講談社エッセイ賞受賞作。植物生活の手記を、そもそもは、ホームページで自主的に書き始めたというのが面白い。いとうせいこうもまた、“マイブーマー”なのだ。 深夜0時、帰宅。 ラジオ。 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」、ポッドキャストで。 新聞のラジオ欄に、なんと、伊集院光の名があったので、これは珍しいと思って聴いてみたのだが、ゲストのコーナーではなく、オープニングから登場しているのでなお驚いた。 大竹「伊集院の、昼間の『日曜日の秘密基地』は、もう、若いひとのあいだでも、それからけっこうお年を召したかたたちにも絶大な人気で、私も日曜日のたんびに、ま、クルマに乗ってるときなんかは、いつも聴いてて。」 伊集院「いや、それが、風の噂でね、まぁ、終わっちゃった番組なんですけど、風の噂で大竹さんがどうやら聴いてる、というよ、みたいなのが、聞こえてくるわけですよ。もう、そうすっと、テレビ局で大竹さんのクルマのアンテナを折らないとと、(笑) カーステレオを盗まないとって思いながら。」 大竹「いや、聴いてるよ。だから、それで、なんであの番組終わらせるんだって、俺は理由は知らないけどね。もう、ずいぶん話題になってたんだ、こっちではね。」 伊集院「これもうほんとに、偽りなく言うと、最初っから、10年やろうみたいのでは始まっていたんです。で、途中でそういうの忘れるじゃないですか。だって、変な話、1年やんだって大変なんだから。途中で忘れてたんだけど、そのなんかこう、潜在意識にあるやつが、9年ぐらいでこう思い出してくるわけですよ、みんな。ほいで、そのあと1年全力でやってみて決めよう、みたいなことになるわけですよ。で、その全力でやるのってけっこう疲れるじゃないですか。そうすっと、自分のなかにあるものがどんどん空っぽになってくなかで。また、あの局は、とんでもないベテランのお歴々がいて、それと比べたときに、あ、なんか、これはこのまま、ずーっと続けて、あの歳であの域まで行けるかっていうとちょっと難しいみたいな。」 大竹「でも、その、それはなに? あの局にはお歴々がいてって、それは裏方のひと? それとも、出てる永六輔さんとか、それとか大沢悠里さんとか、そういった意味合い?」 伊集院「はい。永六輔さん。神の域に今、達し始めてる、永六輔さん。(笑)」 大竹「だから、ここは言うけど、TBSは、伊集院くんの番組と、それから、永六輔さん? もう、欠かせないし(笑いながら)、いや…」 伊集院「もう、ほんとに、もう言いましょうよ。永さんが、もう、(笑いをこらえながら)たまに言葉を超えて音波になってるんだけど、もう、あの音波を聴かないと、あたしの1日は気が済まないっていう父ちゃん母ちゃんが、終わらないっていうひとが、いっぱいいるんだっていうことに…」 大竹「ラジオで、言葉が命なのに、言葉なんかいらないんだから!(笑)」 伊集院「そう! 永さんが辞めた日に、ラジオを捨てるひとがいっぱいいると思う。ほんとに。永さんが辞めてから、次、電池切れたら、もう電池を買いに行かないっていう、爺ちゃん婆ちゃんがいると思うんだよね。」 大竹「俺、永さんしゃべれなくなって、杖ついて歩いてて、で、永さん、なにか質問したときに、杖で、マイクを、イエスは1回、ノーは2回叩くだけで、俺は永六輔支持する!」 伊集院「あの域になるためには、俺たち、なにもまだ持ってないぜっていう」 大竹「今もう、小鳥のさえずりみたいに聴こえるしね。俺はウグイスかと思った、こないだ聴いてて。」 伊集院「(爆笑) 大竹さん、もちろん今のには美しいって意味も入ってますよね? いっぱい入ってますよね? 俺さ、文化放送であなたたちずっとしゃべるだけだけど、俺はTBSに帰んだよ!(笑) ねぇ、笑ってっけど! ねぇ、ふたりも!」 大竹「だけど、悪口じゃないって言ってるじゃない。」 伊集院「ほんとに思うんですよ。あれを聴くと、AMラジオはちゃんと時計でなきゃいけないし、習慣でなきゃいけないしっていう、それとなんだろ、なにがあろうと、あのひとの声聴かないとっていう感じになるには、なんかやっぱ足んないよ、全然足んないってのと、あと、もう1個これも衝撃発言になるんですけど、僕のラジオ聴いてくれてるひとにとってはですけど、深夜もそう長くはできないと思ったときに、深夜放送、僕の思う深夜放送の活きの良さみたいのはどれだけ続けられるかと思ったときに、深夜とその日曜の昼間両方やってて、今、全力注いどかなきゃなんないのは深夜なんじゃないかみたいなのがあって。で、ここにもほら、小堺さんと関根さんていう。が、これも終わったんですよ。小堺さん関根さんの深夜放送終わったとき、もう、ショックで。僕の指針として、それこそ、日曜、そんなに…、日曜辞めた日に、商店街を歩いたら、『おい、伊集院どうしたんだ!』っていうおっちゃんがいてくれたりする、それを、ある意味、僕なりには断腸の思いで辞めたのに、えっ? あっちも永久じゃないんだ、みたいなことに気づかされてから、今、けっこうだから深夜放送やってても、かなり…」 大竹「ただね、なんか言葉ちょっと挟むようだけど、TBSのその伊集院のね、『秘密基地』は、視聴率ももちろん取ってる。1位だったよね? ダントツです。で、その上にもっと言うのは、伊集院くんがラジオ大好きだった。それもわかってる。聴いててもわかる。でしょ? で、終わっちゃうからさ。そりゃまぁ、お歴々で、あの域に達するのは、本人の悩みは大きいと思うよ。でも、聴くほうにしてはさ、これだけ伊集院の背中押してんだぞと、みんな。きみだってラジオが大好きじゃないか、っていうのが、こっちにはあるわけよ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年10月22日 12時53分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[ラジオ] カテゴリの最新記事
|