|
カテゴリ:テレビ・ネタ番組
雨。
すっかり涼しくなる。 35歳初日。 誕生日だけど、普通に仕事へ。 遅番。 食事。柿安、黒毛和牛丼。 誕生日だから、ちょっと良いものを食べた。 「お笑いTV LIFE」、購入。 うちに帰って「キングオブコント」を観るまでは情報シャットアウトだ。
横浜西口。 すき家、やきとりあいがけカレー。 深夜0時、帰宅。 テレビ、あれこれ。 ◆「キングオブコント」。昼に放送していたナビ番組も録画しておいたのだが、予選の様子でちらっと映った、バレリーナ姿で踊るおぼん師匠には感銘を受ける。あの大ベテランがエントリーしただけでも驚きなのに、そこまでのことをしているとは思ってもみなかった。おぼん☆こぼんにもっと光を! ◆「キングオブコント」。 司会、ダウンタウン。 TKO。1本目、葬式。男の非常識なキャラクターに裏付けがなく、リアリティが感じられない。2本目、ディナーショー。これも裏付けがないが、状況が非日常なのでまだ成立している。関西的に、ちょっとツッコミ過剰=説明過剰に思える。リアクションだけで充分。木下の阿呆演技は面白い。 ロッチ。1本目、催眠術師の師弟。これはもっと高得点でも良かっただろう。完成度の高い、よく練り込まれた脚本。中岡の眠りそうになる芝居が面白い。しかし2本目、弁当の万引き。1本目と比べて、展開に起伏がない。昨年もそうだったが、得意パターンがひとつしかないということではないかと思う。 ピース。1本目、山ん婆に就職の世話をする役場の男。2本目、原宿にジーパンを買いにきたバケモノ。2本とも、設定がすべてのようなところがある。物語に奥行きをもたせようとする意思がある反面、演出が陳腐に思える。扮装にも大きく依存している。そこは芝居で処理しなければホンモノじゃない。 キングオブコメディ。1本目、誘拐。2本目、自動車教習所。まず、今野演じる古典的なバカのキャラクターが前面に出るが、今野の異常者にまきこまれる、高橋の被害者的リアクションが可笑しさを増幅させる。コントだけども、かなり漫才的。音だけでも面白い。 ジャルジャル。1本目、変わったくしゃみ。2本目、おばさんを連呼する学生。これほどまでに内容を説明しても無駄なコントはない。意味を追わない、身体感覚に訴えてくるコント。それを支えるだけの演技力もすごい。特に2本目は、並の力量ではあの緊張感をキープできるはずがない。驚愕モノ。 エレキコミック。1本目、お年玉をねだる子ども。2本目、取材を受けるたこ焼き屋。これといったドラマはなく、ギャグらしいギャグもない、ルーズな展開。ある種、作品主義から逃れているところが魅力でもあるのだが、ちょっと、やついのキャラクターを過信しすぎてやしないか。ベクトルが不安定。 ラバーガール。1本目、猫カフェ。2本目、魔物の館ミステリーツアー。それほど特殊なことをやっているわけではない、定石通りの手堅いコントなのだけれども、感情を排したその手つきが奇妙な感触を醸し出している。今どき珍しく、ポーカーフェイスの精神をきちんと携えているところがなによりも良い。 しずる。1本目、金庫破りの裏切り。「シナリオ通り」というフレーズだけで転がす、じつに鮮やかな展開。2本目、「パンティ」というセリフにこだわる俳優と監督。これはややしつこかった。問題の馬鹿馬鹿しさと熱演との落差。その繊細な芝居が魅力でもあり、ときには欠点にもなりうる。 とりあえず、キングオブコメディの優勝はめでたい。しかし、あんまり爽快感はない勝ちかた。全体的には不満な部分が少なくない今年のKOCでした。 (あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年01月31日 22時17分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[テレビ・ネタ番組] カテゴリの最新記事
|