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テーマ:落語!&演芸!(1447)
カテゴリ:落語会・演芸会
仕事。
昼食。アイダイニング、チキン2枚。おにぎり1個。 即効であがり、浜松町へ。 寝過ごしてしまい、有楽町まで行って戻る。 間に合うはずだったのに、少し遅れる。 文化放送メディアプラスホール、「浜松町かもめ亭」。 芸術祭参加公演。客席の背広率が妙に高いような気がしたが、あれが審査員だったのかもしれない。 開演からちょっと遅れて入ったら、もう、兼好師匠がしゃべってた。前座さんなしだったのか。兼好師匠を観るのは、よく考えたら真打ちになってからは初めてのような気がする。友だちの大学の先輩で、結婚式の司会をしてるのは観たことがあるのだが。 三遊亭兼好「祇園祭」 江崎浩司&長久真実子・西洋音曲メドレー。江崎さん、長久さん、ともに和装、江崎さんは落語家と同じく座布団に正座したスタイルでのリコーダー。 このおふたりのことは今日までまったく知らなかった。江崎さんはリコーダー奏者、長久さんはチェンバロ奏者。兼好師匠の落語のときからずっと舞台下手にグランドピアノが見えていると思っていたのだが、これがピアノじゃなくてチェンバロだった。 バロック音楽というんでしょうか、個人的にはまったくなじみの薄い音楽だが、江崎さんのリコーダーが素人の耳でもわかる超絶技巧で引き込まれる。リコーダーを2本いっぺんに吹いて演奏する「トルコ行進曲」なんかは曲芸的にもすごく面白い! 江崎さん、合間のしゃべりもけっこうな面白トークで、ほぼ、リコーダー漫談のようだった。 兼好「お見立て」 仲入り 兼好&江崎浩司&長久真実子「西洋音曲噺 死神」。今日のメイン。上手にリコーダー、下手にチェンバロ、真ん中に兼好師。音曲噺を単に西洋楽器でやるのかと思ったら、それ以上のものだった。落語でオペレッタをやるような、または、演奏付きの活弁を観るような。音楽コントのような趣向もあり。 音楽と落語に主従関係が薄く、これはどうやって構成したんだろうと思いながら観ていたのだが、リコーダーの江崎さんによる脚本だと知って少々驚いた。言われてみれば、音楽ネタの豊富さや、「死神」の定番ギャグをスルーしていたりするのも納得する。 兼好師匠、りんかくのくっきりした語り口。強いて言うなら喬太郎師匠と同じタイプだろうか。しかし、喬太郎師匠のような狂気はない。喬太郎師匠を正気にした感じといいましょうか。好楽師匠のもとから、なんでこういうひとが出てくるのかが不思議だ。 和楽器でやる普通の音曲噺とのいちばん大きな違いは、打楽器がないところではなかろうか。ふわーっとした品の良い音色。しかし、終わりがしまらない。追い出し太鼓が鳴って、ようやく終わった気になる。 図々しくも打ち上げに参加。 出演者の兼好師匠、江崎さん、長久さん、そして、松本尚久さん、前座のこはるさん、桂宮治さん、スタッフさん、そのなかに完全に部外者がまぎれこんでいるおなじみのかたちだ。いろんな話が聞けて面白かった。 宮治さんは芸協の前座さん。高座を一度も観たことがないので存じあげなかったが、けっこう話しかけてくれてありがたかった。陽気のかたまりのようなひと。こういうひとは落語家にいるようであまりいないんじゃないか。今後は気になる存在だ。 こはるさんからもすごい話をいろいろ聞けた。家元が松本人志の番組を観たらしいというのも驚き。 打ち上げのあいだは話しかけられなかった兼好師匠に、帰り際、結婚式のことをかろうじて伝える。 そういえば、兼好師匠はずっと着物姿でそのまま帰っていった。 会場の行き帰り、洋服に着替えない落語家ってどのくらいいるのだろうか。 近所のジョナサン、ソフト白玉あんみつ。 Twitter。 志らべさんがついにミッキー・カーチス師匠にTwitterを始めさせたのは事件だ! 深夜3時過ぎ、帰宅。 特になし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年02月12日 22時33分04秒
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