2013/10/31(木)07:01
「ものまねキャラバン」
午前中、睡眠。
渋谷へ。
渋谷C.C.LLemonホール、「ものまねキャラバン」。
昼夜2回公演の、昼の部に行ってきた。東日本大震災チャリティコンサート。
約10分遅れで開演、オープニングは被災地をめぐる映像。そのあと、コロッケがひとりで登場し、開催趣旨、被災地をまわったエピソードなど、粛々と語るあいさつを。
コロッケのあいさつのあと、出演者全員が登場。コロッケ、清水アキラ、栗田貫一が20年ぶりに並ぶ! 清水「こんなときですからね、4チャンネルとか8チャンネルとか言ってる場合じゃない」 まわりが「四天王!四天王!」と言ってるときに、松村邦洋だけ「ビジーフォー!」
そしていよいよものまね。コロッケ、ロボット五木ひろし。
おかもとまり、愛の告白いろいろ。
マイコーりょう。
原口あきまさ、F1、SMAPの雰囲気ものまね。
神奈月、客席から武藤で登場。ものまねエクササイズ。
コージー冨田、桃太郎。鶴瓶、松村、紳助、貴明など。
ものまねメドレーコーナー、司会はアナログタロウ。
イジリー岡田、松山千春。
トニーヒロタ、B.B.クイーンズから「ちびまる子」声優ものまね。
はなわ、矢野顕子。
イジリー岡田、さとう宗幸。
葉月パル、武田鉄矢「キューティーハニー」。
神奈月、フレディー・マーキュリー。
MC、コロッケほか、ここまでの出演者たち。
2階席に被災地からの招待客、イジリー岡田がインタビューに行く。2階席、かなり空席があったのだが、招待のために空けておいたのだろうか。コロッケ、東北の応援の意味をこめて千昌夫「北国の春」、他の出演者たちと一緒に。
ここから後半。
ミラクルひかる。
ホリ、キムタクで登場、おもいっきり生電話、顔まねメドレー。
布施辰徳、福山雅治、コブクロ。
松村邦洋、「プロジェクトX」、加藤優、たけし、貴乃花、歴代首相など。
MC、コージー冨田&松村邦洋、W松村、W津川雅彦、W西田敏行など。
ものまねメドレー2部。
山寺宏一、ルイ・アームストロング。
ツートン青木、徳永英明。
ノブ&フッキー、アリス。
岩本恭省、布施明。
ツートン青木、美空ひばり。
山寺宏一、久保田利伸。
ノブ&フッキー、ぴんから兄弟。
岩本恭省、和田アキ子。
そして最後は、ものまね四天王共演。
まず、栗田貫一、出囃子は「ルパン三世のテーマ」。扮装なし、郷ひろみ、瀬川瑛子をきっちり、大いに笑わせるデフォルメ。そしてあの出世作、「もしもシリーズ」を! ネタからネタへ、笑いを待たずにぽんぽん進む間が絶品。最後に桑田佳祐「いとしのエリー」。じつにきれい。
つくづく、栗田貫一の良さを再認識するライブだった。小細工なし、さっぱりしていて、じつにきれいな芸。栗田貫一は以前、あるインタビューで、「スターのものまねしかやらない」という意味の発言をしていたことがある。この態度は、栗田の芸の品性を強く支えている。
ところが今日は、「もしもシリーズ」の途中で音響トラブルがあり、それをつなぐあいだに、スリムクラブ真栄田のものまねをちょっとだけやった。これは珍しいかもしれない。本来のレパートリーには入れずに、余芸としてちょっとだけ見せたのが良かった。ちゃんと新しいものも仕込んではいるのだ。
栗田貫一は、案外、引いた視点も持っている。郷ひろみのものまねの最中に、音楽を一旦止めて、「そんなに真剣に聴くなら本人呼べばいいじゃない」と言ってみせる。マジメに真似てるようでいて、陶酔はしてない。おもいっきりふざけたかかっこうの清水アキラのほうが、よっぽど陶酔しているときがある。
続いて、清水アキラ、研ナオコで登場。クリカンのきれいな芸のあと、鼻にセロテープ、ばっちり扮装して現れる馬鹿馬鹿しさ! 橋幸夫「メキシカン・ロック」では水着をケツにくいこませる。映像のギミック、衣装の早替えの趣向も。五木ひろし、村田英雄といった定番で締める。
コロッケ、清水アキラ、栗田貫一、20年ぶりの共演。森進一「おふくろさん」を3人で真似る趣向、それぞれのデフォルメだけでもそうとうに可笑しいのだが、清水アキラにメインで歌ってもらおうといって、コロッケ、クリカンでかわるがわる割り込むパターン。最高!
エンディング、出演者全員登場して、マジメに「上を向いて歩こう」大合唱。四天王以外の出演者は客席に降りていって、お客と一緒に歌った。
終演後は、全出演者が募金箱をぶらさげて出口に並んだ。握手したいから、100円募金。憧れのフッキーさんと握手できて大興奮!
神保町へ。
(あとで加筆修正します。)
★次項へ続く。★