2012/06/16(土)11:40
「ファミリー・ツリー」
朝、今日は眠らずにそのまま行動しようと思っていたのだが、横になっていたら眠りに落ちてしまった。
変な眠りかたをしてしまったから余計に眠い。あたまがなかなかさえない。
本当は「ブックカーニバル in カマクラ」に行くつもりだったのだが、時間が遅くなってしまったし、あわただしさを考えると仕度をする気になれなかった。16時終了ではきびしい。
ここでも一箱古本市をやっていて、参加したいと思って、不忍ブックストリートのあとに募集要項をメールで送ってもらってたのだが、まったくお金がない状況にじだばたしてるうちに、気がつけば募集を締め切られてしまっていた。
キャンセル待ちも募集していたが、不確定なものに向けて準備をする気力もない。縁がなかったと思うしかない。
予定が狂ってしまってだらだらする。
梱包作業。
遅めに外出。
クロネコメール便、9点。
横浜西口。
東京チカラめし、焼き牛丼。
280円から290円に値上がりしていた。
東急ハンズ。
プチプチを買う。これを買わなければいけないので、行動ルートに迷っていた。
こんなかさばるものを抱えてあんまりうろうろしたくないが、日を改めてとするのも面倒だ。
定期券をやめているので気軽に来れないことも負担。
しかし、こんなつまらないことで迷ってるほうが阿呆らしく、かさばるけれども抱えてうろうろすることにする。
跨線橋をわたって平沼。
みなとみらいへ。
109シネマズMM横浜、「ファミリー・ツリー」。カード払いで。
アレクサンダー・ペイン監督の映画を観るのは初めてで、評判がいいのはわかってたんだけど今まで縁がなかった。この作品、冒頭からすぐにつかまれた。人生の苦さが描かれている映画だとすぐにわかる。
先日の「別離」に続いて、夫婦と家族を描いた苦みのある映画。しかし、苦さだけではない。非常に深刻な問題があるいっぽうで、深刻さに向き合ってばかりもいられないのが人生だ。シリアスなことと滑稽なことが同時進行で存在しているのが現実にある人生で、そこを捉えた視点がとても良かった。
現実では、エモーショナルな場面が不意にやってくることもこの映画はよく知っている。プールに潜って顔を歪めて泣く長女の場面、観るものはそこにぐんと接近させられて、また、すーっと離れていく。この距離の縮まりかた、離れかたは、現実で経験することがあるものだ。
出てくる俳優はジョージ・クルーニー以外は知らない俳優ばかりで、ひょっとしたら有名な俳優もいるのかもしれないが、こちらが知らないぶん、どの登場人物も生々しく映った。
これは原作がそうなってるのだろうけれども、その人間模様を、ハワイというロケーションに盛りつけてみせたところが最大の肝かもしれない。ニューヨークではダメだし、カリフォルニアでもやっぱりダメ。
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昼は暑かったが、夜になるとまた肌寒くなる。
ジャックモール。
マクドナルド。
雑務、1時間ほど。
TSUTAYA。
文庫本、20パーセントオフ。105円本、7冊。色川武大、丸谷才一、糸井重里、内田樹、穂村弘、楊逸、吉田類。
CD、1枚。堀内健。
1階で新刊もチェック。「生きられる」、文庫新刊コーナーにサシで1冊のみ。ちくま文庫はTSUTAYAは弱いか。
横浜東口まで歩く。
深夜0時半、帰宅。
アマゾン登録作業。
◇6月10日のツイログ